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【3月】施設ナス基礎技術勉強会・露地ナス栽培反省会を開催しました

更新日:2023年3月24日 印刷ページ表示

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 桐生地区農業指導センターではJAにったみどりと連携して、施設ナス農家の若手後継者や露地ナス新規栽培者を対象に、基礎技術勉強会と栽培反省会を開催しました。

1 ねらいと背景

 桐生・みどり地域は県内有数のナス産地であり、施設・露地栽培あわせて約200戸の生産者が50ヘクタールで栽培しています。指導センターではJAと連携し、今後の地域農業を担う若手や新規就農者の栽培技術向上と仲間づくりを目的に、施設ナスでは若手後継者11名を対象に基礎技術勉強会を3月3日に、露地ナスでは新規栽培者の中から重点支援農家4名を対象に栽培反省会を2月7日にそれぞれ開催しました。

2 取り組み内容

 施設ナス基礎技術勉強会は、管内施設ナス栽培で導入が進んでいる単為結果性品種「PC鶴丸」の話題を中心に現地研修会形式で開催しました。参加者のうち2名のほ場を会場として、ほ場主から定植以降の管理概要報告の後、指導センターからはこれからの栽培管理について説明をしました。活発に意見交換をする中、参加者間でトンネル被覆の仕方や苗鉢の大きさ等に違いがあることがわかり、参考になった様子でした。
 露地ナス栽培反省会は、出荷データを基に今年度の栽培の振り返りと来年度の栽培のポイントについて説明しました。参加者は月ごとの出荷量やA品率の推移をグラフで確認後、栽培管理チェックシートを用いて良かった点や反省点の洗い出しを行いました。生産者はこれらの振り返りにより、次作に向けて気持ちを新たにしていました。
 また、いずれの会でも、参加者同士で意見交換をしている様子が見られ、地域や年齢の枠を越え交流が深まったようでした。

施設ナス基礎技術勉強会の様子の写真
施設ナス基礎技術勉強会の様子

露地ナス栽培反省会の様子の写真
露地ナス栽培反省会の様子

3 今後の方向

 今後も高品質なナス生産と安定した出荷量の確保を徹底するため、農家との情報共有やJA、メーカーなどとの連携を図りながら、引き続きナスの主力産地としての発展を支援していきます。