農業技術センターが育成した主な品種

• 縞葉枯病抵抗性、良食味で粒が大きい。
• 二毛作向け品種

• 縞葉枯病抵抗性

• 巨大胚系統（「ゴロピカリ」と比較して胚芽重量が約4倍）
• 縞葉枯病に対する抵抗性なし
• 既存の巨大胚品種「はいみのり」よりも出芽苗立ちが良好

• 収量性：従来品種「若水」よりも5～10パーセント多収
• 耐病性：縞葉枯病抵抗性、穂いもちに強い
• 醸造適性：群馬Kaze酵母との相性がよく、端麗な仕上がり

平成13年
（令和3年登録満了）

• 早生、多収、低アミロース

• 多収、麺色極良、やや低アミロース

• 硬質　醤油、パン、中華麺用

• 秋まき性で多収。
• 耐倒伏性、耐病性に優れる。
• 粉やめん色が明るい黄白色を呈する。

平成17年
（令和3年育成者権放棄）

• 大粒、上物率高く、多収である。

• 普通のトマトより糖度が2度程度高く、酸味とのバランス良い。
• 果皮色は濃赤、果形はやや腰高で、果実重は80グラム程度と食べやすい大きさ。

• 果色は鮮やかで大果。日持ち良好。
• 糖度が高く、食味がよい。

• 利根沼田地域のハウス半促成栽培に適した品種。
• 果実は光沢のある濃い赤色で食味がよい。
• 果形はやや短い円錐形で、形の乱れは少ない。果肉が硬いので、日持ちがよい。

• バーティシリウム萎縮病に強い生食用品種。

• 茎に赤みの発生が少ない。株養成時に株が倒伏しにくい。
• 既存品種に比較して収量が多い。
• アクが少なく柔らかく食味がよい。

• フキノトウの発生が多く、形状や色も良い。
• 葉柄は空洞小さく、肉質緻密。香り良好。

• 在来種と比較して、調理や加工がしやすい「棒」形状の割合が高い。
• 食味良好。

• 約250グラムの長円形、果皮は鮮紅色、着色は良好で、玉揃いは良好。
• 9月下旬～10月上旬の収穫。食味は淡泊だが多汁である。

• 300～350グラムの長円形～円形、果皮は鮮紅色外観が優れており、玉揃いは良好。
• 甘酸適和で食味良好。

• 約300グラムの扁円形、果皮は濃紅色。
• 密の入りがよく、食味良好。10月下旬～11月上旬の収穫。

• 約300グラムの円すい形、黄色品種。
• 甘味が強く、多汁で密入り良好。10月下旬～11月上旬の収穫。

• 果形は円筒形、果皮はシマが明瞭な濃紅色、肉質がやや粗いが多汁。
• 甘酸適和で貯蔵性が極めて良好。10月下旬～11月上旬の収穫。

• 8月下旬～9月上旬に成熟する早生品種。
• 「つがる」に比べ着色良好で、外観、日持ち性に優れる。

• 成熟期は10月上中旬。果形は長円すい形。
• 果皮は鮮やかな赤色、サビの発生がほとんどなく、着色、外観良好。
• 果肉は硬く、適度な糖度と酸味がありさわやかな味わい。

• 果樹は短だ円形で加重は10グラム程と中梅の中では小さい。
• 梅干しの品質は良く、手頃の大きさで食べやすい。

• 収穫時期は青ウメで6月上旬、梅干し加工用で6月中旬であり、「白加賀」と同時期で「南高」より約2週間早い。
• 「白加賀」と和合性の花粉を持ち、開花時期が一致する。
• 自家結実性で豊産性。
• 陥没症果やヤニ果実の発生は極めて少ない。
• 果実は楕円形で果皮色に紅色が入る。
• 果実重は23グラム程度の中粒。
• 核（種子）が小さく果肉の割合が多い。
• 核の先端が尖っていない。
• 梅ジュースや梅干しなどの加工適正も高い。

• 果重は円形で1.4グラム、果皮は晴青色。6月下旬～7月中旬の成熟。酸味やや多め。

• 果重2.0グラムの大玉、果皮は青色。7月上旬～7月下旬の成熟。貯蔵性良好。

• 果重1.9グラムの大玉、果皮は青色。7月中旬～8月上旬の成熟。食味良好。

• 開花調節を行わず、お盆に出荷可能。
• 花色は雪白。
• 「小夏ホワイト」から名称変更。

• 開花調整を行わず、お盆に出荷可能。
• 花色は鮮やかな明黄色。

• 「小夏の月」よりも自然開花期が早く、平坦地で7月上旬、中山間地で7月中旬以降。
• 花色は鮮やかな明黄色。

• 花色は明赤紫色である。
• 茎の下部から側枝の発生が少なく、収穫調製時の作業性が良い。

• 開花期は2～3月。大輪で不完全な八重咲き。
• 花色は、パステルピンク。

• 開花期は1～2月。大輪一重咲き。
• 花色は、パステルブルー。

• 開花期は1～2月。大輪一重咲き。
• 花色は、ピンク白あるいは薄いパステルピンク。

• わい性で小鉢生産向き。
• 花色はピンク。花の形は手まり型。

• イオンビーム照射により、花色と形態を改良。

• イオンビーム照射により、花色を改良。
• 花色は、深みのある独特のオレンジ色。

• 中生。球状生子。収量性は多。
• 荒粉歩留高く、荒粉からの精粉歩留低い。
• 葉枯病、根腐病「弱」。

• 中生。棒状生子。各年生で肥大率高く、収量性多。
• 荒粉歩留低く、荒粉からの精粉歩留高い。
• 葉枯病、根腐病「中」、腐敗病「中」～「弱」。

• 生子が球状で機械適応性、貯蔵性に優れる。
• 精粉割合高く、耐病性にも優れる。

• そうか病に強く、多収。
• タラノメは、長く、緑色鮮やかで、身がしまっている。
• 「ぐんま春みどり」から名称変更。

• 「ぐんま春王」の突然変異系統。
• 穂木や葉、促成芽のトゲが、細く少ない。
• 「ぐんま春王」と同様に、そうか病に強く、多収。
• タラノメは、長く、緑色が鮮やかで、身がしまっている（「ぐんま春王」同様）。