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令和5年度病害虫発生予察情報第2号(5月予報) 概要版

更新日:2023年5月15日 印刷ページ表示

気象の1か月予報(令和5月11日発表気象庁発表)

  • 天気は数日の周期で変わるでしょう。
  • 平均気温は平年並または高い確率40%、降水量は平年並の確率40%、日照時間は少ない確率40%です。

5月の病害虫予報 注目ポイント

アブラムシ類…発生量:並

現在までの発生量は平年並ですが、防除回数が少ないほ場では発生がやや多くなっています。ほ場をよく見回り、早期発見・早期防除を行いましょう。

麦類 赤かび病…発生量:並 発生時期:早い

赤かび病が発生した場合には刈り分けを行うなど、被害粒が混入しないように注意してください。食用麦の赤かび被害粒混入割合基準は1万粒に5粒未満です。

その他の病害虫

その他の病害虫の発生予報

作物名

病害虫名

発生時期

発生量

特記事項

イネ

縞葉枯病

ヒメトビウンカに効果のある育苗箱施用剤を使用する。

ナシ

赤星病

 

胞子の飛散が平年よりやや早く完了する見込み。

ナシヒメシンクイ

 

トラップ調査による越冬世代の誘殺数は平年並。

果樹類全般

チャバネアオカメムシ

やや早い

一部のフェロモントラップと予察灯では、平年より早い時期に誘殺が確認されている。誘殺数は平年並。

施設果菜類

灰色かび病

 

発病した葉、花、果実は伝染源となるので、速やかに取り除き、施設外で適切に処分する。

トマト
キュウリ

コナジラミ類

 

トマト黄化葉巻病、キュウリ退緑黄化病のウイルスを媒介するので注意が必要。

キュウリ

ベと病

 

草勢の衰えと多湿条件で発生量が増加する。
適切な肥培管理と湿度管理を行う。

褐斑病

 

多湿条件下では発生量が増加するので適切な湿度管理を行う。

うどんこ病

 

多発してからの防除は効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除を行う。

アザミウマ類

 

キュウリ黄化えそ病のウイルスを媒介するので注意が必要。

施設ナス

ハダニ類

 

気温の上昇に伴い発生量が増加するので、早期発見、早期防除に努める。

アザミウマ類

 

気温の上昇に伴い発生量が増加するので、早期発見、早期防除に努める。

夏秋キャベツ

コナガ

 

生育初期の防除を徹底し、初期密度を下げることにより、生育期中盤以降の被害拡大を防止する。