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群馬県農業技術センター研究報告第17号(2020)

更新日:2020年3月28日 印刷ページ表示

表紙・目次

群馬県農業技術センター研究報告第17号の表紙です。
 群馬県農業技術センター研究報告第17号 令和2年3月 表紙 (PDF:123KB)

群馬県農業技術センター研究報告第17号の目次です。
 群馬県農業技術センター研究報告第17号 令和2年3月 目次 (PDF:244KB)

研究報告

1 群馬県におけるホウレンソウの収穫調製作業の実態と新型軟弱野菜調製機の現地適応性

(要旨)群馬県内のホウレンソウ農家における収穫調製作業は主に手作業で行われており、手順の違いから収穫と同時にほ場で調製する「ほ場調製型」、作業者個々が調製から包装まで通しで行う「1人完結型」、調製と計量・包装を分けて行う「分業型」に分けられる。2018年に農業機械等緊急開発事業により開発された新型軟弱野菜調製機の作業能率を現地試験により慣行手作業と比較した結果、「1人完結型」農家では熟練者に対してやや劣るか同等で、初心者に対しては約1.4~1.8倍、「分業型」農家では熟練者の約1.2~1.5倍であった。
 群馬県におけるホウレンソウの収穫調製作業の実態と新型軟弱野菜調製機の現地適応性(PDFファイル:372KB)

2 電源や水道設備のない場所でも利用できるトマト育苗自動灌水システムの開発

(要旨)電源や水道設備のない場所でも利用できるトマト育苗自動灌水システムを開発した。日射量と土壌水分量を測定することで灌水を自動化し、少量多回数の灌水により徒長しない良苗を生産することができる。作業時間は、慣行の手灌水に比べおよそ1割に低減できる。
 電源や水道設備のない場所でも利用できるトマト育苗自動灌水システムの開発(PDFファイル:403KB)

3 ブドウ「安芸クイーン」の光環境改善による着色向上技術の開発

(要旨)ブドウ「安芸クイーン」の長梢栽培で、過繁茂による果実の着色不良を回避するために、1新梢2房を利用して1m2あたり3房程度の着果量に調整した。着果枝以外の不要な空枝を除去することで、棚下の光環境改善による果実の着色向上と収量確保を実現できた。
 ブドウ「安芸クイーン」の光環境改善による着色向上技術の開発(PDFファイル:334KB)

4 コギク新品種「小夏の恋(仮称)」の育成

(要旨)群馬県農業技術センターにおいて、8月盆向け赤色コギク新品種「小夏の恋(仮称)」(以下「小夏の恋」)を育成した。「小夏の恋」は、本県の概ね標高400m以下の地域で7月中旬から8月中旬に
開花し、伸長性と草姿に優れ、栽培が容易である。また、エテホン剤散布および電照処理によって、数日~10日程度開花を遅らせることができる。
 コギク新品種「小夏の恋(仮称)」の育成(PDFファイル:276KB)

5 水稲品種「いなほっこり(仮称)」の適正施肥と収穫適期

(要旨)2017年度に群馬県が奨励(認定)品種として採用した水稲新品種「いなほっこり(仮称)」について、適正施肥量及び収穫適期について検討した。その結果、基肥追肥体系の施肥量は、基肥窒素量4kg/10a、追肥窒素量(穂肥)2kg/10aが適正であり、収穫適期は出穂期からの日平均気温の積算温度で判断すると1,100℃以上で、その時の帯緑色籾歩合は約20%であった。
 水稲品種「いなほっこり(仮称)」の適正施肥と収穫適期(PDFファイル:491KB)

短報

1 リンゴ「ぐんま名月」のがくあ部の裂果に収穫時期が及ぼす影響

(緒言)「ぐんま名月」は、果皮が黄色であるため収穫適期の判断が難しいことから、群馬県農業技術センターは果皮色で収穫適期を判定できる「ぐんま名月収穫適期判定用カラーチャート」を作成し、食味や糖度の観点より「地色6」が収穫適期であることを明らかにし、果実品質の高位平準化を進めてきた。しかし、生産現場では蜜入りを重視するあまり収穫時期が遅くなり、過熟が原因と考えられるがくあ部の裂果の発生が顕在化してきた。そこで、がくあ部の裂果に収穫時期が及ぼす影響を明らかにした。
​ リンゴ「ぐんま名月」のがくあ部の裂果に収穫時期が及ぼす影響(PDFファイル:236KB)

2 群馬県内のコンニャク畑土壌の理化学性

(緒言)コンニャク栽培では、ボルドー液の多数回の散布と長年の連作による土壌中への銅の蓄積が進行し、銅の蓄積による根系障害やリン酸過剰による可給態鉄の減少、それら要因による葉の黄化症状の発生が懸念されてきている。これまで銅過剰による生育不良が報告されていた地域以外でも、葉の黄化症状が数年前から、散見されるようになった。そこで、コンニャク主要産地において土壌中の銅濃度や理化学性の実態を把握するため土壌調査を行った。
​  群馬県内のコンニャク畑土壌の理化学性(PDFファイル:203KB)

抄録

1 ヤマトイモ栽培におけるガス難透過性フィルム(Vif)による土壌燻蒸剤の大気放出抑制効果および被覆資材と土壌燻蒸剤がネコブセンチュウ防除効果に及ぼす影響

関東東山病害虫研究会報 第65集(2018)
  ヤマトイモ栽培におけるガス難透過性フィルム(Vif)による土壌燻蒸剤の大気放出抑制効果および被覆資材と土壌燻蒸剤がネコブセンチュウ防除効果に及ぼす影響(PDFファイル:94KB)

奥付

群馬県農業技術センター研究報告第17号の奥付です。
 群馬県農業技術センター研究報告第17号 令和2年3月 奥付 (PDF:98KB)

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