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農業技術センター研究報告第18号(2021)

更新日:2021年6月16日 印刷ページ表示

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群馬県農業技術センター研究報告第18号の表紙写真
群馬県農業技術センター研究報告第18号の奥付のページ写真

表紙

表紙(PDFファイル:142KB)

奥付

奥付(PDFファイル:628KB)

目次 | Contents


目次(PDFファイル:437KB) | Contents(PDFファイル:460KB)

研究報告

1 炭酸ガス施用がイチゴ品種「やよいひめ」の収量・品質に及ぼす影響

要旨

 群馬県育成イチゴ品種「やよいひめ」の栽培において、炭酸ガス施用が収量・品質に与える影響について3ヶ年検討した。ハウス内炭酸ガス濃度を600ppmに管理すると、果数、平均一果重が増加し、無施用と比べて収量が14~29%、400ppmに維持すると5~10%増加した。また、炭酸ガス施用に伴う費用対効果は、600ppm、400ppm共に増収に伴う収益が必要経費を上回り、利益が向上した。

 炭酸ガス施用がイチゴ品種「やよいひめ」の収量・品質に及ぼす影響(PDFファイル:1.32MB)

 田嶋誠也・唐澤 智

2 複合性フェロモンのロープ製剤による夏秋キャベツ害虫の防除効果

要旨

 群馬県の夏秋キャベツ産地において、面積が2~3ヘクタール規模のほ場にアルミゲルア・ダイアモルア剤のロープ製剤を10アールあたり40メートル設置したところ、キャベツの主要害虫であるコナガおよびオオタバコガの誘引阻害効果が認められ、コナガの寄生虫数や食害の発生を抑制することができた。また、既存のチューブ製剤と比較して設置・回収が容易で、労力の軽減を図ることができると考えられた。

 複合性フェロモンのロープ製剤による夏秋キャベツ害虫の防除効果(PDFファイル:738KB)

 大河原一晶・上村 学・小泉丈晴・剣持えり・横山康二

3 嬬恋村の夏秋どりキャベツ栽培に適応した緑肥作物の選定

要旨

 夏秋どりキャベツの持続的な安定生産のため、キャベツ後作の緑肥作物の選定について試験を行った。年内すき込みでは、アウェナストリゴサ(エンバク野生種)「ニューオーツ」の8月上旬から下旬播種、超極早生ライムギ「ライ太郎」及び「ダッシュ」の8月下旬から9月中旬播種が、地表面の被覆率に優れることから適する。越冬後のすき込みとしては、中晩生ライムギ「R-007」、「緑春」の9月中下旬の播種が収量性に優れることから適する。

 嬬恋村の夏秋どりキャベツ栽培に適応した緑肥作物の選定(PDFファイル:1019KB)

 岡村成章・鹿沼信行・齋藤祐一・三國和彦

短報

1 嬬恋村の畑地における傾斜区分図の作成

緒言

 群馬県吾妻郡嬬恋村を対象に公表されている標高データ(メッシュデータ)などを用いて、GIS(地理情報システム)により、傾斜区分図を作成し、傾斜角度別の分布面積を算出した。

 嬬恋村の畑地における傾斜区分図の作成(PDFファイル:772KB)

 鹿沼信行

2 秋冬どりネギのリン酸減肥栽培

緒言

 本県秋冬どりネギの施肥基準によるリン酸施肥量(30キログラム/10アール)を減肥した場合の収量等への影響を確認するとともに、減肥が可能となる土壌の可給態リン酸の値について検討した。

 秋冬どりネギのリン酸減肥栽培(PDFファイル:617KB)

 関口景子・齋藤穂高・加藤哲史

3 シロイチモジヨトウのトラップ別誘殺効率の比較

緒言

 シロイチモジヨトウのファネル式と粘着式の誘殺数を比較検討し、群馬県で使用が可能であるか検討した。また、トラップの誘殺数とシロイチモジヨトウによるネギへの被害の関係についても調査した。

 シロイチモジヨトウのトラップ別誘殺効率の比較(PDFファイル:589KB)

 砂原弘子・新井朋二・前田宏美・川田宏史・藍澤 亨

4 新型軟弱野菜調製機の冬期収穫露地ホウレンソウへの適応性

緒言

 冬期収穫の露地ホウレンソウにおけるトンネル被覆の有無や収穫時期等が分岐角に及ぼす影響を調査し、調製機の適応性を検討した。試験方法

 新型軟弱野菜調製機の冬期収穫露地ホウレンソウへの適応性(PDFファイル:605KB)

 小倉愉利子・原 昌生・前田宏美

[抄録]

1 土壌温度がネギ黒腐菌核病の発病に及ぼす影響

池田健太郎・酒井 宏

2 鉢物アジサイの屋外管理時における斑点細菌病菌Acidovorax valerianellaeの感染

池田健太郎・古屋 修

3 群馬県におけるブルーベリータマバエの発生消長

松田成弘・吉濱 健・櫛川 聡・小林逸郎・加藤香織・南雲顕太・三ツ石昌幸・吉野浩平・新井朋二・藍澤 亨

4 Predicting Disease Occurrence of Cabbage Verticillium Wilt in Monoculture Using Species Distribution Modeling.

Kentaro Ikeda and Takeshi Osawa 36

 抄録全体(PDFファイル:558KB)

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