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果樹係の紹介
更新日:2021年2月4日
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果樹係の業務概要
果樹係では、主に平坦から中山間地域で栽培されているウメ、ナシ等の果樹について、(1)特色のある品種の育成、(2)高品質安定生産、(3)作業の省力化の技術確立、を柱として研究に取り組んでいます。
果樹係の試験研究課題
- 果樹の新品種育成(ウメ、ナシ)と適応性検定試験
- ウメ新品種「群馬U6号」の生産加工のための技術開発
- ブドウの総合的な着色向上対策
- ウメの陥没果発生対策
- ブドウ「シャインマスカット」の未熟粒混入発生対策
- スモモ省力・低コスト生産技術の開発(花粉採取技術)
- ブドウ省力生産システムの開発
果樹係の主な研究成果
ぐんま農業新技術等
- ウメ新品種「紅の舞」の特性
- スモモ「太陽」の摘芯処理を取り入れた棚栽培技術
- ナシ「幸水」の摘芯処理と1回摘果による新栽培体系
- カキ「平種無」のヘタ出し袋掛けによる樹上脱渋の省力
- 長果枝率を約30%に抑えたニホンナシ「幸水」の省力せん定法
- 早期多収で省力化が可能なスモモの樹体ジョイント仕立て栽培
- ブドウ「シャインマスカット」の開花から収穫期の作業時間を約35%短縮できる省力栽培技術
- ブドウ「安芸クイーン」の光環境改善による着色向上技術
主な論文
- ブドウ「安芸クイーン」の光環境改善による着色向上技術の開発(群馬県農業技術センター研究報告第17号、2020、17-22)(PDFファイル:334KB)
- スモモの樹体ジョイント仕立てにおける作業機械の利用が作業性に及ぼす影響(群馬県農業技術センター研究報告第14号、2017、23-28)
- ブドウ「シャインマスカット」の省力栽培技術の開発(群馬県農業技術センター研究報告第14号、2017、29-38)
- 環状はく皮処理がブドウ「安芸クィーン」の果皮色およびアントシアニン合成関連遺伝子群の発現量に及ぼす影響(園芸学研究、2016、15巻、4号、433-438)
- アンズ「ハーコット」の収穫適期を判定するための果皮色カラーチャートの開発(群馬県農業技術センター研究報告第13号、2016、31-32)
- ブドウ「巨峰」および「ピオーネ」のアントシアニン合成関連遺伝子の経時的発現量(群馬県農業技術センター研究報告第12号、2015、33-34)
- ニホンナシ「幸水」の摘心栽培における長果枝率の抑制がせん定の省力化と収量、果実肥大、樹勢に及ぼす影響(群馬県農業技術センター研究報告第11号、2014、65-78)
- スモモ「貴陽」の樹体ジョイント仕立て栽培における育苗技術および収量、作業性の検討(群馬県農業技術センター研究報告第11号、2014、79-84)
- ウメ新品種「紅の舞」の人工受粉とカラーチャートを利用した効率的な収穫法(群馬県農業技術センター研究報告、第10号、2013、57-63)
- スモモ「太陽」の短果枝形成、維持のための摘心効果(群馬県農業技術センター研究報告、第7号、2010、51-56)
著書
カキのヘタ出し袋かけによる樹上脱渋(最新農業技術果樹vol.4,2011)