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【電気柵を設置している方へ】電気柵設置のポイント
ポイント1 舗装道路に注意
アスファルトは電気を通しません。そのため、動物が舗装道路の上に居るときは、柵線に触れてもビリッときません。電気柵はm舗装道路から50センチメートル以上離して設置しましょう。
ポイント2 アースは地中深くに埋める
アースの設置が悪いと、うまく電気が流れません。アース棒はしっかりと地中深くに埋め込みましょう。できるだけ湿った場所に設置します。複数本ある場合は、幅広く離して埋め込み、本器にしっかり接続します。
ポイント3 ガイシ・クリップは外側へ
ガイシ(クリップ)が内側にあると、動物が柵線に触れずに支柱に触ることができるため、支柱を押し倒すことがあります。ガイシを外側に持ってくることで、動物がより柵線に触れやすくなります。
ポイント4 設置場所に注意
動物の飛び越しを防ぐため、できるだけ斜面を避けて設置しましょう。どうしても斜面に張らざるをえない場合は、かさ上げをしましょう。動物に飛び越せないと感じさせることが重要です。
ポイント5 管理のことを考慮した設置
柵は、点検や補修がしやすい場所に設置しましょう。普段から目の届く位置に設置し、柵の外側に管理道を設けます。柵の外側を人が歩くことで、動物が近寄りにくくなります。
ポイント6 最下段は20センチメートル
イノシシやシカは、下をくぐろうとするので、最下段の高さが特に重要です。最下段はイノシシの鼻の高さである地上20センチメートルに来るようにします。これ以上隙間が空くと、イノシシが柵線に気づかず通り抜けることがあります。設置時に支柱に目印を書いておくと、管理時に便利です。
ポイント7 隙間をつくらない
高低差がある場所では、隙間ができやすくなります。地面をならすことが第一ですが、解消できない場合は支柱を増やして補強しましょう。柵線のたるみも隙間の原因です。たるみ無くピンと張りましょう。