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【電気柵を設置している方へ】電気柵使用・管理のポイント

更新日:2017年8月9日 印刷ページ表示

1.除草はこまめに

 雑草が伸びて柵線に触れると、漏電して電圧低下の原因となります。効果を維持するためにはこまめな除草が必要です。
 除草が難しい場所や除草剤を使えない場所では、防草シートを活用しましょう。防草シートは、必ず通電性のある電気柵専用のものを選びましょう。

電気柵の写真
柵線が草に埋もれています

2.柵線のたるみ・断線に注意

 柵線がたるんだり断線していると、隙間から動物が入りやすくなります。また、地面や水たまりに触れると漏電の原因になります。
 柵線はピンと張りましょう。柵線の間隔(特に最下段の20cm)はこまめに確認しましょう。

電気柵の写真
柵線が切れそうです

電気柵の写真
柵線がたるんで地面についています

3.電圧を測りましょう

 電圧は常に4000ボルト以上を維持しましょう。これ以下だと動物に十分な電気刺激を与えることができません。電圧計を持ち歩き、こまめに確認しましょう。電圧が低い場合は、漏電箇所や断線の点検等をしましょう。バッテリーは4~5年を目安に交換しましょう。

4.作物のはみ出しに注意

 動物から届きそうな距離に作物があると、柵を突破されやすくなります。また、柵の間から食害される原因にもなります。
 柵と作物は近接しないよう、十分な距離をとりましょう。動物に、あきらめさせる事が重要です。

5.共同柵は共同で管理しましょう

 電気柵はどこか1カ所でも漏電していると、全体の電圧が低下してしまいます。効果を維持するために、声をかけあって全員で管理しましょう。定期的に共同管理日を設けるなど、ルールを定めておくと、管理しやすくなります。

ルールの例

  • 毎月1回は共同点検の日と決め、全員で見てまわる。
  • 週に1回、当番の人が点検する。当番はもちまわり。

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