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【4月】アジサイ現地検討会の開催~コロナ禍後の販売状況についても情報交換~

更新日:2023年4月12日 印刷ページ表示

1 ねらいと背景

 群馬県は全国有数の鉢物アジサイ主産県です。中でも東部地域は約2.1haの作付けがあり県内生産の6割を占め、高い品質を誇る生産農家が多いことや生産農家がオリジナル品種の育成に取り組んできたことなどから、高いブランド力を持っています。

 普及指導課では、品質の高位平準化を目的とし、毎年母の日向け出荷前のこの時期に現地検討会を行っています。特に今年はコロナ禍後を見据えた販売の見通しについての情報交換も目的として開催しました。

2 取り組み内容

3月14日に各生産者ほ場を巡回し、品種ごとの生育の進み具合や今後の開花見込み等について情報交換を行いました。今春は晴天が多く気温が高めなことから、生育の前進化が心配されましたが、各生産者とも生育・開花の進み具合は例年並みであり、順調といえることを確認しました。普及指導課からは、今後の気象予測と病害虫の発生見込みの情報提供を行いました。併せて検討会の後半では、3年間続いたコロナ禍が終了する兆しを見せる中、販売環境も変わりつつあることを提起しました。参加した生産者からは「市場等からの事前注文は増えつつある」という話が聞かれた一方、「物価高の影響を受け全体的に厳しい状況となっている」との意見もありました。個々の事情により状況は異なるものの、可能な限り資材高騰などの生産費上昇を価格転嫁できるよう、各人が市場等に呼びかけていくことを確認しました。

3 今後の方向

 普及指導課では、生産技術の高位平準化を目指して引き続き取り組んでいきます。また、コロナ禍後の販売状況についても各方面から情報を収集し、積極的に生産者に提供を行っていきます。

現地検討会の様子画像
現地検討会の様子

販売状況についての情報交換画像
​販売状況について情報交換