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浅間家畜育成牧場だより(令和2年2月号)
更新日:2020年3月19日
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浅間牧場では、冬場はサイレージ(牧草などの飼料作物を発酵させたもの)と乾草主体の給与体系となります。12月から給与していたバンカーサイレージも終了し、2月下旬頃からチューブバックサイレージの給与が始まりました。
チューブバックを利用したサイレージの調整作業は、当場では初めての試みでしたが、近隣のコントラクターの方々のご協力のもと、無事に良質なサイレージができあがりました。
調整作業(5月)の様子 チューブの中に青刈りした牧草を詰め、密閉して発酵させます
できあがったチューブバックサイレージ
牛の嗜好性も良好です
発育状況
区分 | 測定頭数 | 平均体重 | 平均日増体量 |
---|---|---|---|
年間牛 | 40頭 | 408.8キログラム | 1.20キログラム/日 |
夏入牧牛 | 113頭 | 365.8キログラム | 0.99キログラム/日 |
秋入牧牛 | 38頭 | 324.3キログラム | 0.54キログラム/日 |
気象状況(2月)
月平均 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 最高極値 | 最低極値 | 降水量 | 降雪量 |
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本年 | -2.9度 | 2.2度 | -7.8度 | 11.9度 | -17.0度 | 46.0ミリメートル | 10センチメートル |
平年 | -5.0度 | 0.2度 | -10.1度 | 9.6度 | -15.4度 | 53.0ミリメートル | 50センチメートル |
月を通して冬型の気圧配置が続かず、寒気の影響も弱く、南からの暖かい空気が流れ込んだ影響で、月平均気温は高くなりました。
上旬は冬型の気圧配置や高気圧に覆われて、晴れた日が多くなりましたが、後半は寒気の影響で気温が低くなり、7日の朝は-17.0度を観測し、この冬一番の寒さとなりました。中旬に入ると天気は周期的に変わり、中頃は南からの暖かい空気が流れ込み、気温はかなり高く推移し、16日は低気圧の通過で、季節外れのまとまった雨が降りました。下旬は高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変わりましたが、寒気の南下が弱く、南からの暖かい空気が流れ込んだため、平年よりもかなり高くなりました。