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浅間家畜育成牧場だより(令和3年12月号)
更新日:2022年1月31日
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寒さが厳しくなってきました。
12月に入ってからは、夏に調製したバンカーサイロを開封し、給餌しています。
夏の間に放牧を行っていた草地は雪で真っ白になり、牛たちは牛舎の中で過ごすことが多いです。
この日は、床の糞尿の掃除を行い、きれいな乾草を敷きました。
掃除の間はみんなで身を寄せ合って待っていました。
牛たちは寒い環境の中でも元気に生活しています。
みんなでサイロ枠に顔を入れて食べています。
草地には雪が積もり、真っ白になりました。
寝床の掃除が終わるのをみんなで待っています。
発育状況
区分 | 測定頭数 | 平均月齢 | 平均体重 | 入牧からの平均日増体量 |
---|---|---|---|---|
春入牧牛 | 55頭 | 14.9ヵ月 | 370.7キログラム | 0.80キログラム/日 |
夏入牧牛 | 93頭 | 12.1ヵ月 | 306.6キログラム | 0.53キログラム/日 |
秋入牧牛 | 38頭 | 10.7ヵ月 | 280.7キログラム | 0.57キログラム/日 |
気象状況(12月)
月平均 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 最高極値 | 最低極値 | 降水量 | 降雪量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
本年 | -2.7度 | 1.9度 | -7.7度 | 9.0度 | -13.6度 | 67.5ミリメートル | 22センチメートル |
平年 | -2.6度 | 2.3度 | -7.2度 | 9.3度 | -13.0度 | 38.3ミリメートル | 27センチメートル |
上旬は低気圧や気圧の谷が続けて通過したことから、まとまった雨が降った日がありました。そのため、平年に比べて降水量は多くなりました。中旬や下旬は高気圧に覆われやすく、晴れた日が多くなりました。月の後半は冬型の気圧配置や、強い寒気の影響で気温の低い日が続き、一日の平均気温がマイナス10度以下になる日もありました。