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浅間家畜育成牧場だより(令和4年2月号)
更新日:2022年3月18日
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まとまった雪は少ないですが、寒さは続いています。
浅間牧場では夏場に収穫・調製したサイレージのほかに、乾草やヘイレージを給与しています。
牛たちは白い息を吐きながら、一生懸命首を伸ばして食べています。
天気のよい日は雪が溶けるので、屋根には長いつららができます。
厳しい寒さの中での生活ですが、牛も人も体調を崩さないよう気をつけていきます。
雪で白くなったパドックの写真。
牛舎内で乾草を食べています。
屋根から伸びるつらら。
発育状況
区分 | 測定頭数 | 平均月齢 | 平均体重 | 入牧からの平均日増体量 |
---|---|---|---|---|
春入牧牛 | 17頭 | 16.4ヵ月 | 390.2キログラム | 0.75キログラム/日 |
夏入牧牛 | 60頭 | 13.7ヵ月 | 344.5キログラム | 0.68キログラム/日 |
秋入牧牛 | 37頭 | 12.7ヵ月 | 320.0キログラム | 0.62キログラム/日 |
気象状況(2月)
月平均 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 最高極値 | 最低極値 | 降水量 | 降雪量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
本年 | -6.5度 | -1.8度 | -11.7度 | 4.0度 | -16.1度 | 28.5ミリメートル | 66センチメートル |
平年 | -4.7度 | 0.5度 | -9.9度 | 10.0度 | -15.4度 | 49.2ミリメートル | 44センチメートル |
上旬は強い冬型の気圧配置になる日があり、一日で23センチメートル積雪した日がありました。中旬は日本海をゆっくり進んだ低気圧の影響で、平均気温もかなり低く、降雪量も多くなりました。下旬は大陸から流入した寒気の影響で、気温が低くなりました。旬の中頃からは大陸からの高気圧に緩やかに覆われ、晴れた日が多くなりました。月を通して平年よりかなり気温は低いです。