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ぐんまの農業研究と普及活動 第30号(平成28年2月)
更新日:2017年11月21日
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"ぐんまの農業研究と普及活動"は、農政部の試験研究機関が開発した最新技術と普及指導機関の各地域における課題解決の取り組みを紹介している冊子です。
ダイレクト収穫調製によるスーダン型ソルガム「涼風」のサイレージ特性
ダイレクト収穫体系によるスーダン型ソルガム”涼風”サイレージは、予乾したサイレージと比較すると高水分であるがV-score評価は”良”と同等で高いビタミン含量します。ダイレクト収穫は、水分等の条件から出穂始め期以降で有効な体系とみられ、作業の省力化を図ることができます。
ダイレクト収穫調製によるスーダン型ソルガム"涼風"のサイレージ特性(PDFファイル:271KB)
クエン酸水溶液の散水による臭気除去装置
畜産臭気対策として、クエン酸水溶液をフェンス状に散水する装置を畜舎等の周囲や風下に設置して稼働させることを考案しました。小規模試験段階ではアンモニア臭気を約6割低減させることができました。また、より利用しやすいシステムとして、ポリエステルネットにクエン酸水溶液を散水する脱臭装置の開発に取り組んでいます。