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群馬県感染症対策連携協議会

更新日:2024年4月10日 印刷ページ表示

群馬県感染症対策連携協議会に関する情報を掲載します。

群馬県感染症対策連携協議会

県では、感染症の発生の予防及びまん延の防止のための施策の実施に当たっての連携協力体制の整備を図るとともに、感染症の予防のための施策の実施に関する計画(群馬県感染症予防計画)の実施状況及びその実施に有用な情報を共有し、構成員の連携の緊密化を図ることを目的として、群馬県感染症対策連携協議会を設置しています。

1 協議会の名称

群馬県感染症対策連携協議会

2 設置根拠

群馬県感染症対策連携協議会設置要綱

3 設置年月日

令和5年6月15日

4 委員

人数:概ね20人程度

任期:2年。ただし、再任は妨げない。補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。

委員名簿
氏名 団体名・職名 備考
須藤 英仁 公益財団法人群馬県医師会 会長 座長
川島 崇 公益財団法人群馬県医師会 副会長  
佐野 公永 公益社団法人群馬県歯科医師会 常務理事  
田尻 耕太郎 一般社団法人群馬県薬剤師会 会長  
神山 智子

公益社団法人群馬県看護協会 会長

任期は令和5年6月22日から
井田 伸一 一般社団法人群馬県臨床検査技師会 会長  
西松 輝高 一般社団法人群馬県病院協会 会長  
齋藤 繁 国立大学法人群馬大学医学部附属病院 病院長  
徳江 豊 国立大学法人群馬大学医学部附属病院 感染制御部長  
林 俊誠 日本赤十字社前橋赤十字病院 感染症内科部長  
古谷 忠之 一般社団法人群馬県老人福祉施設協議会 会長  
服部 徳昭 公益社団法人群馬県老人保健施設協会 理事長  
清水 聖義 群馬県市長会 会長  
茂原 荘一 群馬県町村会 会長  
清水 征己 群馬県消防長会 会長  
大西 一徳 前橋市保健所長  
後藤 裕一郎 高崎市保健所長  
矢沢 和人 群馬県保健所長会 会長  
猿木 信裕 群馬県衛生環境研究所 所長  
唐木 啓介 群馬県健康福祉部 部長  
釜萢 敏 公益社団法人日本医師会 常任理事 オブザーバー

※令和5年6月22日現在

※順不同、敬称略(男性20名、女性1名)

※任期:令和5年6月15日~令和7年6月14日

5 会議の公開・非公開の別

会議は、非公開とする。

※公開した場合、率直な意見交換が損なわれるおそれがあるため。

6 会議の開催

随時開催

7 会議録等

開催された協議会の概要を掲載します。

第1回群馬県感染症対策連携協議会

開催日

令和5年6月15日(木曜日)

議事
  1. 新型コロナウイルス感染症への群馬県の対応について
  2. 感染症の予防のための施策の実施に関する計画(群馬県感染症予防計画)の改定について
委員の主な発言(要旨)と配布資料
  • 3年間に及ぶコロナ対応のよかった点と反省すべき点を踏まえ、計画を改定する必要がある。
  • 3年間で行った知識や経験を風化させず、研修などを通じて官民一体で体制を維持していくことが大切である。
  • 感染症専門医を増やし、レベルを上げるためにも、数年後を見据えた人材育成が必要である。
  • 高齢者施設での感染症対策では、陽性者への対応のスキルとスタッフの意識向上が重要である。
  • 発生当初の何もわからない段階から積極的に関与する人材を決めておかないと、一部の医療機関に負担が生じてしまう。

第1回協議会配布資料(PDF:8.42MB)

第2回群馬県感染症対策連携協議会

開催日

令和5年9月20日(水曜日)

議事

群馬県感染症予防計画の素案について

  1. 計画素案について
  2. 計画数値目標について
  3. 委員意見への対応について
委員の主な発言(要旨)
  • 専門家でなくても、感染症について深く理解した医療従事者を多く養成しておくことも大事ではないか。
  • 救急の重症患者の受入病床を1週間で30床程度立ち上げる目標値となっているが、厳しいのではないか。目標値は、本当に実現できるか、今一度確認してはどうか。
  • 特養の中で治療する体制は難しい。新型コロナウイルス感染症の感染対策の3年間から学んだ結果を計画に盛り込んで欲しい。
  • 感染予防に関する記述が少ない。クラスター対策も良いが、クラスターが発生しないよう、事前の対策を行うことがより重要。
  • 災害発生時には迅速に避難所に専門のスタッフが出向いて、感染症が発生する前に対策をすることが重要。
  • 高齢者施設と医療機関の医師が円滑に連携できるよう、ICTを活用したネットワークがあると良い。
  • 高齢者施設において、適切に感染症対応ができるよう、情報提供や事前研修を行うことが、非常に重要と考えている。
  • 災害時、避難所に住民が集まり感染リスクが高まる。災害対応に加え、感染対策は大きな課題であり、知見をもらいながら対応していきたい。
  • 県民が直接救急要請して良いかどうかを相談できる窓口があると良い。
  • 検査に係る数値目標について、医療機関や民間検査機関等が期間内にこの目標に到達できるか、疑問である。
  • 高齢者施設等へ医師を派遣する場合、あらかじめ誰を派遣するかなどを決めておくべき。
  • 感染症診療を目指す医師を受け入れる窓口(体制)を整えてほしい。
  • 感染症発生時における感染症担当の医療従事者の負担軽減のため、業務を割り振る検討が必要。
  • 新興感染症の検査に対応可能な医療機関がまだ少ないので、研修等の対策が必要。
  • 災害支援ナースが感染症を学べるような研修を開催できると良い。
  • 薬局は、無料検査や薬の配送など、様々な経験を積んだので、目標達成に向けて協力できる薬局は、現時点より多くなると思う。
  • 感染力が強く、致死率が高い感染症への対策も想定しておく必要がある。

第2回協議会配付資料(次第、名簿)(PDF:176KB)

第3回群馬県感染症対策連携協議会

開催日

令和5年11月17日(金曜日)

議事

群馬県感染症予防計画の原案について

  1. 計画原案について
  2. 計画数値目標について
  3. 委員意見への対応について
委員の主な発言(要旨)
  • 膨大な項目があるが、委員意見を計画に反映しただけではなく、どう実施していくか、どう具体的に取り組むのかというのが一番重要。
  • 2,3日後にゾコーバを提供可能な薬局のリストアップを求められるなど、非常にタイト。事前に情報提供がある仕組みがあれば良いと思った。
  • 災害支援ナースの派遣には県との協定が必要。計画とは別に、県との連携が大きな課題である。
  • 検査機器の充実は図られたが、対応可能機関はまだ少ない。検査技術を習得する研修会の実施や検査機器の導入には、引き続き支援が必要。
  • 新型コロナ対応で救急医療が止まってしまったのが一番の課題。バランスの取り方について、救急医療に携わる医師にも一緒に考えてもらうのが良い。
  • 一般の医療の確保は重要。一般の医療と新型インフルエンザ等感染症等の感染症の医療との棲み分けについて、計画への掲載が少ないと感じる。
  • 施設内感染の初期対応やクラスターにどう対応すれば良いか、どう協力を得たら良いかというのが一番の課題。
  • 施設に対し、例えば地元医師会へ支援を依頼する仕組みやICD・ICNを派遣する仕組み等、具体的にどういう支援を行うか、検討していただきたい。
  • 個人情報の保護が壁になり、市町村に情報がなかなか届かなかった。住民からの問合せに対し、通常とは異なる対応が必要なため、対応に苦慮した。
  • 土日祝日24時間体制での相談や救急車を呼んで良いかどうかの対応には苦慮した。救急車の現場では、搬送先決定までの調整が難航した。
  • 土日は当番制を取るなどして、中等症の患者は、当番医に搬送するなどの体制づくりも必要だったのではないか。
  • 計画に『連携』と言う言葉が随所にあるが、新型コロナ対応で本当に困ったことをもう少し汲み取り、検討を進めることが重要ではないか。
  • 派遣可能な医療人材の確保について、派遣可能な病院や派遣可能人数等、もう少し具体的な記載が必要ではないか。
  • 検体搬送が急激に増えた際に、保健所をサポートする仕組みを作る必要がある。宿泊療養施設の検体搬送をどうするかなどの検討も必要だと思う。
  • 感染発生を国が公表するより少し前には海外の情報等も入るため、その時点から連携協議会等を立ち上げ、対策を考えていくと良い。

第3回協議会配付資料(次第、名簿)(PDF:179KB)

第4回群馬県感染症対策連携協議会【書面開催】

開催日

令和5年12月19日(火曜日)

第5回群馬県感染症対策連携協議会

開催日

令和6年2月9日(金曜日)

議事

群馬県感染症予防計画の案について

  1. パブリックコメントへの対応について
  2. 計画案について
  3. 今後のスケジュールについて
委員の主な発言(要旨)
  • 感染状況の発信方法に関しては様々あるが、県としてわかりやすい情報発信は最低限やらなければいけないことだと思う。
  • 感染状況の把握の方法については、各地区の現状に合わせた弾力性を持った方法の検討が必要ではないか。
  • 感染症医療支援センターを立ち上げるだけではなく、県には組織や専門医の育成をバックアップしてほしい。
  • 感染症医療支援センターで教育された医師が地域で感染症に対応していく。教育方法については専門医とよく確認しながら進めてほしい。
  • 医療措置協定を結ぶことは県の感染症対策として非常に重要。期限に間に合うように締結作業を進めたい。
  • 狂犬病や鳥インフルエンザなどの人畜共通感染症についても、連携をとって対策する必要がある。
  • 画像等の情報が県内病院間で共有できると、感染症対応の際にすぐ連携ができるので、積極的に予算措置をしてもらえるとありがたい。将来的には全県で同じシステムを使い、安定的に機能するようになれば良いと思う。
  • 画像のみならず、最新の処方箋や紹介状などが日頃から連携できると、いざというときによいと思う。
  • 計画内の「新型インフルエンザ等感染症」という言葉について、一般の方にわかりやすいよう用語集の説明を工夫してほしい。

第5回協議会配布資料(次第、名簿)(PDF:319KB)