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令和5年度 中部教育事務所 指導の基本方針

更新日:2023年4月28日 印刷ページ表示

「温かい学級”で子供たちが生き生きと学べる学校・園づくり」の実現に向けた指導の基本方針を紹介します。

令和5年度中部教育事務所指導の基本方針(PDF:985KB)

“温かい学級”で子供たちが生き生きと学べる学校・園づくり

組織力 子供たちを「チームで育てる」学校・園づくり

学校ビジョンに対する全教職員の理解と共有を通して

  • 社会と連携・協働した教育活動が図られ、子供たちが生き生きと学び、家庭・地域から信頼される学校・園づくり
  • ICT 端末の活用をはじめとした学校の喫緊の課題や今日的な課題の解決に向けた、協働的・効果的な校内研修の工夫・改善
  • 教職員がお互いを大切にし合いながら、悩みや課題を共有し、意欲をもって校務にあたれる風通しのよい職場環境づくり

学級力 学校・園が楽しく、「安心感・充実感」が得られる“温かい学級”づくり

人権教育・特別支援教育の視点を生かして

  • 子供一人一人のよさや違いを大切にした指導の充実と教職員と子供のさらなる信頼関係の深化
  • 互いのよさを認め合う活動を通して、子供の自己有用感を高める指導の充実
  • 子供や保護者の気持ちに寄り添うことを大切にした、教師と保護者の緊密な連携

授業力 主体的・対話的で深い学びの視点を生かした「子供主役の授業」づくり

目指す子供の姿を明確にして〈~考えが 広がる 深まる つながる~〉

  • 「目指す子供の姿」を明確にした問題解決的な授業づくりの推進と、学ぶ姿の見取りに基づく「指導と評価の一体化」の充実
  • 思考を促す指示・発問(問い返し、揺さぶり)により、子供の考えを引き出す、つなぐなどのコーディネート力の向上
  • ICTの利点を生かした、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実(学校における学び、放課後・家庭における学び、オンラインによる学び)

生徒指導教育相談

​​ 学校・学級が楽しく、安心感・充実感が得られるような居場所となるよう工夫しましょう。また、 SC ・ SSW ・関係機関との連携や SOS の出し方に関する教育の推進を通じて、いじめや不登校、ヤングケアラーの早期発見に努めましょう。

健康教育体力向上

 感染症予防等の健康管理について、子供自ら、正しい判断・行動ができるような指導・支援に努めましょう。また、自校の体力向上計画に照らして、運動することを楽しみながら身体活動量の増加を図りましょう。

道徳教育人権教育

 指導の意図を明確にし、子供と一緒に考える姿勢を大切にしましょう。また、教室環境・言語環境等の常時指導を徹底し、子供一人一人を大切にしている学校風土を醸成させましょう。

特別支援教育

 コーディネーターを中心に、通常の学級も含め気になる子供について校内で共有し効果的な指導・支援を行いましょう。また、「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」を確実に引継ぎ、支援の継続性の確保に努めましょう。

特別活動

 学校行事や異年齢集団活動、学級活動等を通じて子供が主体となる経験を積み重ね自己有用感を高めましょう。また、集団での話合いを重視し、「合意形成や個人の意思決定」のよさ・大切さを実感させましょう。

キャリア教育

 子供が将来に不安を感じたり、学習する意義を見いだせなかったりすることがないよう、各教科や領域の特質を生かした指導やキャリア・パスポートの活用を工夫しましょう。

外国人児童生徒教育

 子供の学習や生活の状況を見取り、将来の展望を見据えて組織的・継続的に支援できる体制を整えましょう。その際、「 ぐんまの外国につながる子供たちの学び応援サイト 」も積極的に活用しましょう。

教員の指導力の向上

「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実

  • 授業の目標達成に向けて、中心的な学習活動に時間をかける。(いつ どこで どのように 何のために)
  • 思考や表現をさせる時間を確保する。
  • 他者と課題を解決させる経験値を増やす。
  • 学びを調整できるような個別支援、学びを広げる・深める発問・問い掛け・意図的指名を行う。
  • 多面的・多角的な考えを引き出したり、つないだりして考えを深める。
  • 家庭での学習意欲を高める単元等の計画を工夫する。