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平成27年度吾妻ブロック青少年育成推進研修会
1 目的
子どもたちの見守りや犯罪の未然防止のため、郡内の青少年育成推進員(以下、推進員という。)や子ども安全ボランティアが行っているパトロール活動中の警戒や対処について、具体的な方法及び心構え等について研修を行い、各地域における推進員活動の一層の活性化を図り、青少年の健全育成及び非行防止対策を推進します。
2 主催
群馬県青少年育成推進会議
吾妻郡青少年育成推進員連絡協議会
3 期日
平成27年7月2日(木曜日)
4 会場
吾妻振興局 中之条合同庁舎 会議室棟3階 大会議室
5 参加者
青少年育成推進員
子ども安全ボランティア
子どもの安全を見守る活動に関心のある方
各町村教育委員会担当者
6 内容
もしものときの護身術~子どもは地域のたからもの~
「身近なもので対処する方法、離脱技、さすまたの使用方法や詐欺撃退法などを学びます」
講師:吾妻警察署員
7 日程
13時10分 受付
13時30分 開会行事
13時40分 研修
休憩
15時10分 青少年活動と学校との連携について
15時30分 閉会
8 問い合わせ・申込
受付期間
平成27年6月1日(月曜日)~6月26日(金曜日)
連絡先
吾妻教育事務所 生涯学習係 担当まで
9 実施報告
(1)講義
「もしものときの護身術~子どもは地域のたからもの~」
-身近なもので対処する方法、離脱法、さすまたの使用方法や詐欺撃退法-
講師 吾妻警察署 署員
講義前半は、群馬県内の青少年の犯罪被害や検挙数の状況を教えていただきました。特に16歳以上の青少年の犯罪被害や検挙数が大半を占めていることがわかりました。
講義後半は、子どもが犯罪被害にあわないために「子どもの安全基礎体力」の育成の重要性についてのお話がありました。子どもの安全基礎体力には「体の力」と「社会的な力」があり、「体の力」については家庭や地域、学校と連携して教えていくことが重要であると説明してくれました。「体の力」を育てる10のポイントについてはDVDを見ながら丁寧に教えていただきました。
最後に、簡単にできる護身術(離脱法)やさすまたの使い方など、実践を交えて教えていただきました。実際に体験することで、もしもの時にどんな行動をとったら良いかを考えることができました。
講義の中で教えていただいた子どもに教える「危ない場所」
ひ 一人になりやすい
ま 周りが見えない
わ 分かれ道が多い
り 利用されていない家や空き地
今回の講義をとおして、実践したり、子どもたちに教えたりすることの重要性を再確認することができました。
さすまたの使用法1
さすまたの使用法2
さすまたの使用法3
(2) 参加者の感想
- 実際に体験しながらの講習は、とても良かった。
- 普段からの練習(訓練)が必要だと感じた。
- 危険箇所等への登下校時の見回りや、見守り活動等に積極的な連携がとれる社会を創ることが重要だと感じた。
- さすまたの本当の利用方法を初めて知りました。
- 地区で子どもが集まることがあれば、可能な限り教えていきたいと思います。