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平成26年度実践記録・自作学習材コンテストの応募作品の表彰結果と概要

更新日:2015年8月28日 印刷ページ表示

実践記録の部

優秀賞

授業間のつながりを意識した学習指導の工夫

長野原町立第一小学校 教諭 清水 良一

・【社会】問題のとらえ方が適切であり、研究の見通しが明確になっていて検証まで考えられている。単元末にパフォーマンス課題に取り組むことによって、獲得した知識・技能を活用した学習を行うことができることや、1枚ポートフォリオの活用により、1時間ごとのめあてと振り返りが明確になり、目に見える形で学習のつながりを実感することができる実践である。

興味・関心を高め、持続させる教材教具の提示と授業改善のための実践記録~豚の肺を利用した、肺胞のつくりと効率的な気体交換について~

東吾妻町立原町中学校 教諭 武井 雅俊

・【理科】視覚的に確認することが難しい学習を進める上での困難さを「実物の観察」、映像による「動き」、「モデルの活用」を意識して単元を構成したことで、肺の仕組みを理解すること、自らの体のつくりの素晴らしさを実感するところまでねらっている。生徒に「なぜ」と疑問を抱かせる授業の流れをつくろうとしている点や、教材・教具を生徒の思考の流れに沿ってわかりやすく提示している点、既習事項の生活経験を想起させている点が評価できる。

奨励賞

意欲的に取り組み考える社会科授業をめざして

長野原町立中央小学校 教諭 轟 和也

・【社会】児童に意欲をもたせるための手立て、資料活用能力を高めるための手立て等を講じて積極的に課題改善を試みた実践である。高学年になり、多種多様な資料を読み取る力が求められてくることを考慮し、児童の実態とのずれをとらえた上で手立てを講じている。ICT機器などを用いた視覚的提示において、資料活用能力の基礎を養うための具体的な視点を与えている。

主体的に学習に取り組む児童を育てる授業実践~算数科の学び合い・交流を通して~

東吾妻町立岩島小学校 教諭 柳田 景子

・【算数】学び合いを手立てとして課題解決を図る実践となっている。それぞれの学習場面において留意すべき点を明確にしている。特に、全体での交流場面では、ねらいに向かう話し合いの視点をもたせ、学習活動の質的な高まりと十分な学習量の確保を目指すことでより充実した授業実践となった。

資料活用の力を育み表現力を高める地理の授業づくり~ICTの効果的な活用・言語活動の充実・ワークシートの工夫~

東吾妻町立太田中学校 教諭 立野 喜紀

・【社会】資料活用能力の育成のために、個の資料読み取り場面、ワークシートでの比較検討場面、全体共有の場面などのそれぞれの学習活動ごとに効果的なICTの活用が図られている。また、生徒もICTを授業で活用し、個の学びとして自分の言葉で表現させる活動が設定され、そこで生徒が作成した資料を電子化し授業で活用していく取組が評価できる。

思いやりのある生徒を育むとともに、生徒が意欲的に行動して生きていくための実践記録~リスペクトアワーを通して~

東吾妻町立岩島中学校 教諭 山田 健司

・【特別活動】文献研究からの具体的な実践であり、積極的に解決しようとしている。実践者のクラスに対する「何とかしたい」という思いがつまった実践であり、生徒を育てたいという先生の願いが素直に伝わってくる。学級の人間関係の課題をとらえ、解決に向けて様々なアプローチを試み、「ほめる」活動を学級の中に積極的に取り入れた。活動を単発ではなく継続したものとして位置付け、それを支える日々の実践が伴った取組である。

自作学習材の部

奨励賞

関数 y=ax2(2は2乗)におけるグラフのイメージ

草津町立草津中学校 教諭 佐々木 巌

・【数学】視覚的な理解を伴いながら学習内容を確実に身に付けさせることができる学習材である。誰でもすぐに活用しやすく、2乗して比例する関数の変域について考える学習で、座標部分をアニメーションで動かし、視覚的にわかりやすくしている。xとyの値の増減を分かりやすく提示するとともに、同じ動きを繰り返すなどの配慮もあり、下位群の生徒にも気付かせることが容易である。

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