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議第1号議案(平成23年3月10日)
更新日:2011年3月4日
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群馬県中小企業憲章制定に関する決議
本県は、県内事業所の約99%は中小企業であり、働く人の約80%がそこに雇用されているまさに「中小企業立県」である。また、多種多様な分野で果敢に挑戦する中小企業は本県産業の強みである。
現在、急激に変化する社会経済状況の中で、これからの本県経済を維持・発展させるためには、地域を支える中小企業の健全な発展を促進することが必要であり、喫緊の課題となっている。
ついては、今後もこうした企業を生み育てる環境づくりをすすめ、中小企業、そしてすべての県民の生業に活力を与えて、その業に関わる県民が誇りを持って生きる「ふるさと群馬」を築いていくことを目指すため、下記事項の趣旨を踏まえた群馬県中小企業憲章を早急に制定するよう強く要請する。
記
- 地域に根ざした活力ある中小企業の存在が、豊かな地域社会の基盤として県民生活の向上に寄与することから、その健全な発展に努めること。
- 中小企業の特性に応じた活動と新たな事業への挑戦を可能にする総合的な施策を、国、市町村、その他の機関と連携しながら推進すること。
- 中小企業の重要性を子どもたちに伝え、子どもたちが将来、県内で起業することや中小企業で働くことに誇りと夢を持てるようにすること。
- 地域経済の活力を維持するため公正な市場の確保に努め、中小企業の果敢な挑戦を支援すること。
- 施策立案及び実施にあたっては、中小企業の経営に対する影響について配慮するよう努めること。
以上、決議する。
平成23年3月10日
群馬県議会