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ハンセン病を正しく理解しましょう

更新日:2023年1月18日 印刷ページ表示

ハンセン病について

ハンセン病はかつて「らい病」と呼ばれ、1931年に「らい予防法」が制定され、患者は強制的に隔離され、それによりその家族も強い偏見や差別を受けて、ともに苦しめられていました。

平成8年に「らい予防法」は廃止され、それまで「らい」に付加され続けてきた悪いイメージをすべて解消するという意味から、「ハンセン病」と呼ぶように改められました。

ハンセン病とはどんな病気?

ハンセン病は「らい菌」によって発症する慢性感染症です。

  • 1873年にノルウェーの医師アルマウェル=ハンセンによってはじめてらい菌が発見されました。
  • らい菌は感染力が非常に弱く、現代の医学をしても培養することができません。
  • 感染力のある菌と長期接触しなければ感染することはありません。
  • 全国のハンセン病療養所の入所者で、ハンセン病を患っている人はいません。
  • ハンセン病は遺伝しません。

ハンセン病の症例を表した画像
厚生労働省パンフレット「ハンセン病の向こう側」より引用

全国のハンセン病施設

 国立13か所、私立1か所あります。

全国のハンセン病療養所の画像
公益財団法人笹川保健財団パンフレット「知ってほしい、ハンセン病のこと。」より引用

ハンセン病問題に対する理解を深めるために

長い間、偏見や差別に苦しんでいる人たちがいます。
ハンセン病は特別な問題ではありません。
社会の誤った認識により生まれた悲劇が二度と起こらないようにするためには、ハンセン病を正しく理解し、それを後世に確実に伝えていかなければなりません。

群馬県ハンセン病行政資料調査報告

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