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令和元年度第1回群馬県障害者自立支援協議会

更新日:2019年10月8日 印刷ページ表示

1 日時

令和元年8月29日(木曜日)午後2時~午後4時00分

2 会場

県庁昭和庁舎 35会議室

3 議事概要

1 開会、2 あいさつ

  • 議事録概要作成のため、会議の内容を録音することを説明。
  • 井上障害政策課長があいさつ。
  • 今年度初めての会合となるため、各委員から自己紹介。
出席者一覧
氏名 団体・所属等 役職等 備考
小澤 温 筑波大学 人間系 リハビリテーションコース 教授 会長
若井 隆弘 公益社団法人群馬県知的障害者福祉協会 副会長  
笹澤 繁男 特定非営利活動法人群馬県精神障害者社会復帰協議会 副理事長  
江村 恵子 一般社団法人群馬県手をつなぐ育成会 会長  
岡部 典行 群馬県精神障害者家族会連合会 副会長  
大島 主好 群馬県身体障害者福祉団体連合会 身体障害者相談員  
中塚 美子 群馬県社会就労センター協議会 会長  
仲丸 守彦 社会福祉法人北毛清流会
利根沼田障害者相談支援センター
所長兼
相談支援専門員
 
坂柳 幸子 社会福祉法人すてっぷ
前橋市基幹相談支援センター
相談支援専門員 副会長
佐藤 あゆみ 社会福祉法人かんな会
障害者就業・生活支援センター トータス
所長  
中村 祐子 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構群馬支部
群馬障害者職業センター
主任障害者職業
カウンセラー
 
滝澤 俊幸 一般社団法人群馬県社会福祉士会    
齋藤 綾子 渋川市福祉部地域包括ケア課 副部長兼課長  
岡田 恵子 下仁田町福祉課 課長  
新井 孝弘 群馬県教育委員会特別支援教育課 次長  

3 議事(1)群馬県障害者自立支援協議会について

事務局から、資料に基づき説明後、質疑応答を行った。

説明内容要旨

  • 令和元年度の群馬県自立支援協議会・サブ協議会等の取組予定等について、事務局から説明した。

主な意見等

岡部委員(群馬県精神障害者家族連合会)

  • 群馬県下の病院でピアサポーターを受入れている病院の数、割合はどの程度か。また、ピアサポーターに対する報酬は十分か。

 ⇒事務局

  • 群馬県下では10の病院が受け入れている。(平成30年度)。報酬について、事業を進めていく中であり方と併せて検討していきたい。

齋藤委員(渋川市福祉部地域包括ケア課)

  • 医療的ケア児について、市でも昨年末から協議を進めている。県の協議会との関係性はどうなっているのか。また、市町村の協議会で話し合った課題について、どのように意見を反映させれば良いのか。

 ⇒事務局

  • 県内では、医療的ケア児(者)支援のための関係機関の協議の場が23市町村で整備されている。市町村協議会のなかで出された課題について、県の協議会で協議を行うことを検討している。

3議事(2)打ち合わせ会議の協議事項等について (ア)市町村協議会から提出された課題等について

事務局から、資料に基づき説明後、質疑は(ウ)地域生活支援拠点等の整備について(太田市事例)とあわせて行うこととした。

説明内容要旨

  • 令和元年7月23日に行われた令和元年度第1回群馬県障害者自立支援協議会打ち合わせ会議にて、市町村協議会から提出された課題等について、事務局から説明した。

3議事(2)打ち合わせ会議の協議事項等について (イ)自動車税に係る減免手続きについて

事務局から、資料に基づき説明後、質疑応答を行った。質疑なし。

説明内容要旨

  • 打ち合わせ会議にて、自動車税減免手続きに係る今後の方針等について議論した内容を報告した。今後、申出書兼誓約書の作成については意見集約を行う予定としており、必要に応じてワーキングを開催する。

3議事(2)打ち合わせ会議の協議事項等について (ウ)地域生活支援拠点等の整備について(太田市事例紹介)

事務局から、資料に基づき説明後、質疑応答を行った。質疑なし。

説明内容要旨

  • 令和元年7月1日に拠点を整備した太田市が作成した、実務をベースとする事例紹介を事務局から報告した。

主な意見等

岡部委員(群馬県精神障害者家族連合会)

  • 太田市の拠点を検討するワーキングに私も携わっていた。緊急時の解釈が難しかった。精神障害のある方の緊急は、救急車を呼んで病院に運ぶようなことが緊急というイメージがある。行政の考える緊急とは乖離があった。緊急を作らないための地域作りは具体的に何を行っているのか。アウトリーチは是非行って欲しい。

 ⇒小澤会長

  • 精神の分野のアウトリーチは医療との関係も出てくるのでかなり難しい。地域生活支援拠点等だけでは解決しない内容も出てくるので、太田市の自立支援協議会の課題になってくるとは思う。

 ⇒事務局

  • 住民票や手帳の情報、基幹相談センターに集約される情報等から、急に出てくる緊急受入の対象者を無くすという考え方を取っている。その前提で、緊急が起こった際の対応を整備している。具体的な取組は情報の収集となる。

 ⇒小澤会長

  • 地域生活支援拠点等も国の言い分を借りると、令和2年度の末までに完成品を作れとは言っていない。各市町村で協議して市町村の自立支援協議会でブラッシュアップするように言われている。あまりハードルを高くしないで、取り組みやすい機能から進めていけば良い。いろいろな意見があると思うが、太田市の取組は県内では水準が高いように思う。

笹澤委員(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 緊急となる対象者は特定ではない。精神障害者の場合は医療につなげる必要がある。夜間の対応はとても大変。どうすれば解決できるか、機能・体制を明確にしたい。太田市の緊急受入検査は精神の緊急では使えない考え方になるかと思う。

 ⇒小澤会長

  • 原則は市町村の自立支援協議会でどこまで検討できるかになると思う。精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムに関係する話になる。精神で言わんとしている緊急は、地域生活支援拠点等の緊急とは異なる部分が多い。県の精神の地域包括ケア担当者とも連携して進めていく必要がある。

江村委員(一般社団法人手をつなぐ育成会)

  • MRSAの人のことを考えると、日数はかかるとしても太田市の緊急受入検査は非常に良い取組であると思う。手をつなぐ育成会では「親亡き後」を見据えて安心ノートを作成し、普及活動を行っている。私たちの緊急は、高齢の親が倒れて介護をする人がいない状況を想定している。そのような場合、たとえば知的の子どもはどこに連絡するのか、連絡することが出来るのか。訓練すれば出来るかもしれないが、精神の緊急とあわせて整備が進めば良いな、と思う。

 ⇒小澤会長

  • 精神における緊急の課題と、「親亡き後」の緊急では違うことが分かったと思う。市町村の協議会で、検討していく必要があると思うし、県も こういう情報が入ったので、県の自立支援協議会の立場では、市町村協議会の意見の共有等、行って欲しい。

3 議事(3)第5期障害福祉計画、第1期障害児福祉計画の進捗について

事務局から、資料に基づき説明後、質疑応答を行った。

説明内容要旨

  • 県及び各市町村協議会の取組について、資料をもとに、平成30年度の取組結果、今後の取組について、事務局から説明した。

主な意見等

小澤会長

  • 精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築に関する目標については、数値目標として退院率が示されているが、本来は地域包括ケアシステム、支援体制の構築が趣旨である。県として協議の場が無いというのは問題である。精神の緊急については本来はここで協議されるものかと思う。

笹澤委員(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 報酬改定があって1年がたった。報酬改定があったことにより、就労移行をやめたというようなことを聞いたことがある。報酬改定後の影響が分かるような資料は無いか。具体的なサービスでは、能力のある人をB型からA型に結びつけていくような支援も必要かと思う。県で決められる問題では無いと思うが、定員を下げていく等、検討していくようなことが出来れば良いと思う。

 ⇒小澤会長

  • 確かに昨年の報酬改定は良い面もあれば、マイナスの面もあったかと思う。実績について事務局で把握できているか。

 ⇒事務局

  • 取りまとめたものを、別途報告する。

3 議事(4)新サービスの指定状況について

事務局から、資料に基づき説明後、質疑応答を行った。質疑無し。

説明内容要旨

  • 県及び中核市における7月1日時点の新サービス(自立生活援助、就労定着支援事業、居宅訪問型児童発達支援)、共生型サービス及び共同生活援助(グループホーム)の新たな類型である日中サービス支援型共同生活援助の指定状況について、事務局から説明した。

3 議事(5)その他

事務局から、参考資料に基づき説明後、質疑応答を行った。質疑なし。

説明内容要旨

  • 地域生活支援拠点等の群馬県アドバイザーによる研修実施状況、予定を事務局から説明。
  • 令和元年度第1回基幹相談支援センター担当者会議の内容を事務局から報告。
  • 令和元年度相互理解交流会のリーフレットを事務局から説明。
  • ヘルプマークについて群馬県でも8月20日から配布を開始していることを事務局からリーフレットで説明。
  • 群馬県障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例について事務局からリーフレットで説明。
  • 障害を理由とする差別の解消の推進に関する研修会の研修案内を事務局から説明。
  • RELAY FOR LIFE JAPAN 2019のリーフレットを事務局から説明。

まとめ(小澤会長)

  • 基幹相談支援センター担当者会議で議題に上がっていた相談支援従事者研修については、次年度に向けて大きな変化がある年になる。県の立場では、なるべく早く皆様に情報を共有できるようにしたい。
  • 相互理解交流会を実施するLITALICOは有名な会社で、非常に有益な場になると思う。参加を検討してみて欲しい。昨年度から実施回数が増えているので、好評だったのだろうと思う。
  • 以上で会議は終了となるが、質疑等まだあるかと思うので、事務局へ質問していただければと思う。

その他(事務連絡)

  • 事務局から、次回は2月下旬から3月中旬頃に開催する旨周知した。

閉会

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