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平成18年度「いわゆる健康食品」の検査結果について
							更新日:2013年5月31日
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					本県では、健康被害の発生を未然に防止するため、国内で販売されている健康食品を購入し、医薬品として使用される成分が含まれていないかどうかの検査を行っています。
平成18年度は、インターネットにより健康食品を購入し、県食品安全検査センターで55品目について検査を実施しました。
1 痩身(ダイエット)用として販売されている健康食品の検査結果について
| 種類 | 検体数 | 検査結果 | 
|---|---|---|
| 錠剤系 | 8検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| カプセル系 | 7検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| 顆粒系 | 3検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| 計 | 18検体 | 
検査項目は、フェンフルラミン、N-ニトロソフェンフルラミン、シブトラミン、甲状腺ホルモンです。これらは、外国で肥満症の治療に食欲抑制剤として使用される医薬品の成分等です。
2 強壮剤として販売されている健康食品の検査結果について
| 種類 | 検体数 | 検体結果 | 
|---|---|---|
| 錠剤系 | 14検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| 顆粒系 | 4検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| 液体系 | 19検体 | 医薬品成分は検出されず | 
| 計 | 37検体 | 
検査項目は、シルデナフィル、ホモシルデナフィル、ヒドロキシホモシルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル、ホンデナフィルです。これらは、バイアグラ及びその類似成分です。
今回検査した全ての健康食品について、医薬品成分は含まれていませんでしたが、近年、医薬品として使用される成分が意図的に配合された健康食品が流通しており、その摂取による健康被害の事例が急増しています。
健康食品の摂取には十分注意し、摂取して身体の具合が悪くなったときは、摂取を中止して、お近くの医療機関や保健福祉事務所に相談してください。








