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群馬県立病院の医療安全管理体制

更新日:2023年11月7日 印刷ページ表示

群馬県病院局では、4つの県立病院(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)において、患者さんが安心して安全な医療を受けられるよう、医療の安全を確保するための取組を行っています。さらに、医療の透明性を高め、医療や県立病院に対する県民との信頼関係を築くことを目的に、毎年度、県立病院で発生した医療事故及びヒヤリ・ハット事例の発生状況について公表を行っています。

1 目的

 医療の安全のためには、医療従事者個人が資質の向上を図り、事故防止に取り組むことはもとより、医療従事者の自助努力に依存せず、組織として取り組むことが重要です。
 県立病院を運営する病院局では、県立病院間の情報の共有化や連携を図り、県立4病院で統一的に医療安全対策に取り組むため、局全体における医療安全管理体制を整備しています。

2 医療安全管理体制

(1)病院局全体の体制

病院局医療安全管理委員会

 病院局全体の医療安全管理を統轄する組織として、病院局長を委員長とする「病院局医療安全管理委員会」を設置し、医療事故やヒヤリ・ハット事例の検討を行うほか、県立4病院全体の医療安全管理対策の検討を行っています。

ゼネラルリスクマネージャー(GRM)会議

各病院の医療安全管理室に専従で配置しているゼネラルリスクマネージャー(医療安全管理者)及び担当している事務局職員を中心に、実務者レベルの会合として、個別事例への対応や4病院共通研修等の取組について協議しています。

(2)各県立病院の体制

院内医療安全管理委員会

院内の医療安全管理に関する方針等を決定する組織として、医療安全管理室長を責任者とした「院内医療安全管理委員会」を設置し、報告のあった事例に係る事故レベルの決定、事故の分析及び再発防止策の検討と実施確認、重大事故等について事故調査委員会への調査・分析依頼にかかる協議等を行っています。

医療安全管理室

 院内医療安全管理委員会の方針に基づいて、病院内の組織横断的な安全管理を担う組織として、各病院に医療安全管理室を設置しています。副院長等を室長とし、専従のゼネラルリスクマネージャー(GRM)や専任の事務職員を配置しています。

県立病院医療事故調査委員会

 県立病院において重大な医療事故が発生した際の原因調査・分析のため、外部有識者を中心とする「県立病院医療事故調査委員会」を設置しています。

患者相談窓口

 各病院に患者相談窓口を設け、相談受付業務を一本化することにより、患者さんの利便性の向上を図っています。

各種委員会

 院内医療安全管理委員会の下部組織として、各病院に各種委員会を設置しています。院内の医療安全対策を具体的に実務者レベルで協議する「リスクマネジメント委員会(医療安全に関する小委員会)」や、患者の全死亡事例を客観的に見直す「死亡症例検討委員会」等、各病院において必要な委員会を設けています。

(3)ゼネラルリスクマネージャー(医療安全管理者)の設置

 県立4病院の医療安全管理室に、県の職としてゼネラルリスクマネージャー(医療安全管理者)を専従で配置しています。医療安全管理の中心的な役割を担い、医療安全管理室長の指示のもと、各部門のリスクマネージャー(医療安全担当者)と連携しながら、医療安全の向上に努めています。
 また、ゼネラルリスクマネージャーによる情報の共有化と連携も図っています。院内活動はもちろんのこと、病院局医療安全管理委員会に参加しているほか、ゼネラルリスクマネージャー会議等の実務者会議において、相互に情報交換を行い、連携を密にしながら、4病院が共通して抱える諸課題に取り組んでいます。

3 医療安全管理体制体系図

群馬県立病院医療安全管理体制図 (PDF:69KB) 

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