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群馬県スポーツ推進審議会(令和2年度第2回)開催結果について
1 日時
令和2年11月20日(金曜日)14時00分~15時20分
2 場所
群馬県公社総合ビル4階 自治研修センター研修室
3 出席者
委員(15名中10名出席)
小野里順子 群馬県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会副会長
小野里真弓 尚美学園大学スポーツマネジメント学部准教授
川原 武男 群馬県障害者スポーツ協会会長
倉嶌 博子 群馬県スポーツ少年団リーダー会代表顧問
清水 淳 群馬県中学校体育連盟会長
高坂 和之 群馬県高等学校体育連盟会長
高橋 伸次 高崎経済大学地域政策学部教授
武 育子 群馬県レクリエーション協会指導委員会委員長
福島 真季 公募委員
渡辺 幸男 公益財団法人群馬県スポーツ協会会長
※五十音順・敬称略。
4 事務局
職員 14名
5 配布資料
- 次第
- 群馬県スポーツ推進審議会委員名簿
- 「新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)」の素案について
- 「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」の素案について
- 「第83回国民スポーツ大会及び第28回全国障害者スポーツ大会」の準備状況について
- 東京2020オリンピック聖火リレーについて
- 東京2020パラリンピック聖火フェスティバルについて
- 第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会チラシ
6 協議事項
(1)「新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)」の素案について
事務局説明
上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
○委員発言
事前配布資料では「女性のスポーツ参加の推進」となっていた部分が、現在の資料では、「女性のライフステージに応じたスポーツ参加の促進」と修正されていた点が良かった。
●事務局発言
女性を意図的に取り上げることに、違和感があるという意見があったため、表現を修正させていただいた。女性だけに限らず、男性のスポーツ実施率についても高い状況ではないため、ライフステージに応じてスポーツに参加してもらうような表現に変更した。
○委員発言
「政策目標3 スポーツによる活力ある地域創生」のうち、施策展開に記載されている「eスポーツの普及・拠点化」について、eスポーツは年齢や性別、障害の有無に関わらず実施できる点で、「政策目標2 スポーツによる共生社会の推進」にも重複する部分があるため、「政策目標2」にも位置づけていいと思った。
●事務局発言
「eスポーツ・新コンテンツ創出課」とも相談し、「政策目標2 スポーツによる共生社会の推進」にも盛り込みたい。
○委員発言
(推進計画p.12のデータより)本県では成人のスポーツ実施率が低い。生産年齢人口にあたる人々のスポーツ実施率を向上させる具体的施策を検討してはどうか。
●事務局発言
現在は「ぐんまマラソン」等、運動機会の提供にとどまっているが、これからはスポーツに関する情報を映像等を活用して発信することも重要と考えている。具体的な取組については、これから委員の御意見等をいただき、検討したい。
(2)「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」の素案について
事務局説明
上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
○委員発言
特に体操競技において、関東・全国大会会場を選定する際に苦労している。前橋市民体育館は、体操競技の関東・全国大会を受け入れる施設用具が整っていない。高崎アリーナは、大規模大会の実施が可能であるが拠点施設として位置づけられていない。前橋市市民体育館の設備が充実すれば、大規模大会を行える施設が増えるため、検討していただきたい。
夏期の総合体育大会を行う際には、空調設備の有無が重要視される。今回の議事の趣旨とは違うが、空調設備の設置支援をお願いしたい。
●事務局発言
前回の計画策定の際には高崎アリーナは設置前であったため、競技別拠点スポーツ施設として位置付けていないが、全国大会や国際大会の会場として使用実績もあることから、高崎市や競技団体と相談して、体操の拠点施設として位置づけることを検討したい。
県が市町村有施設の全てに空調機能を整備することはできないが、市町村に空調機能を整備してもらうような投げかけはしたいと考えている。国民スポーツ大会に選定された会場で、競技運営上、空調が必要とされる施設には、国民スポーツ大会の会場ということで県としても協力を検討したい。
○委員発言
報道されている「県有施設のあり方見直し」に関連して、伊香保リンクについては、スケート競技においてオリンピック選手を輩出しており、また、冬季国体や冬季インターハイ等、本県に対する期待は大きい。選手育成や管理運営に併せて大規模大会の誘致についても、県から御支援いただきたい。
●事務局発言
伊香保リンクはスケート競技の拠点として、経費削減や収入増加の取組を行い、施設を存続させる努力をしていきたい。大規模大会の誘致については、経費を勘案しなければならないが、県のスポーツ振興の拠点として意識して取り組みたい。
○委員発言
スポーツ施設のバリアフリー化について、障害者やLGBTの方々に配慮した多目的トイレや更衣室が必要と考えられる。
●事務局発言
多目的トイレを全ての施設に整備することは難しいが、全国障害者スポーツ大会の会場等になる施設には補助金等の援助を検討したい。
○委員発言
計画を5年間としているが、先々の見通しはあるか。
●事務局発言
5年間としたのは、スポーツ推進計画と合わせているためである。スポーツ界における10年先の見通しまでは立っていないが、県総合計画は、10年後の本県をどうするかという観点でつくられている。それに沿ったスポーツ分野の対応をしたい。
○委員発言
来年に予定されている東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会や新型コロナウイルス感染症の影響等により、スポーツの基本的なあり方が加速的に変化する2、3年間になると思われるので、5年間が一区切りになる。常に見直しながら進められるとよい。
7 審議結果
新・群馬県スポーツ推進計画(仮称)(素案)及び群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画については、今回スポーツ推進審議会委員から出された意見等を考慮のうえ、計画案を作成し、次回の審議会で諮ることとする。
8 報告事項
(1)「第83回国民スポーツ大会及び第28回全国障害者スポーツ大会」の準備状況について
事務局説明
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
委員からの発言無し。
(2)東京2020オリンピック聖火リレーについて
事務局説明
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
委員からの発言無し。
(3)東京2020パラリンピック聖火フェスティバルについて
事務局説明
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
委員からの発言無し。
9 その他
(1)第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会について
事務局説明
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
委員からの主な意見・発言等
委員からの発言無し。