ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活こども部 > 私学・青少年課 > 広域通信制高校への進学状況(令和6年5月末現在)

本文

広域通信制高校への進学状況(令和6年5月末現在)

更新日:2024年6月6日 印刷ページ表示

多様な学び方として、広域通信制高校(入学できる都道府県が3カ所以上)への関心が高まっています。
県内の子どもたちの広域通信制高校(実施校)への進学の実態を把握するため、県内にサテライト施設(通信教育連携協力施設)を置く実施校を中心に、実施校の分校、サポート施設(通称「サポート校」)の協力を得て、調査を実施しました。

サテライト施設とは

広域通信制高校は、地理的・時間的制約を超えて展開できる通信教育の特性を踏まえ、実施校のほかに、

  • 分校(添削指導・面接指導・試験を行う専用施設、○○(マルマル)キャンパスや○○(マルマル)学習センター等の名称)
  • 協力校(実施校が行う面接指導・試験等に協力する他の高等学校)
  • 技能教育施設(当該施設で受けた学習を実施校の教科の一部の履修とみなせる施設)
  • 他の学校施設(面接指導・試験を実施するために借用する学校等の施設)
  • サポート施設(実施校に在籍する生徒に対して学習面や生活面での支援等を行うものとして実施校・設置者が提携を認める施設)

等の活動拠点を広域に設けています。こうした実施校以外に展開される施設を「サテライト施設」と総称しています。

(参考)通信教育連携協力施設の類型 (PDF:465KB)

出典:文部科学省ホームページ

調査協力校(令和6年度)

  • クラーク記念国際高等学校(前橋キャンパス)
  • 第一学院高等学校(高崎キャンパス)
  • おおぞら高等学校(高崎キャンパス)
  • わせがく高等学校(太田・前橋・桐生キャンパス)
  • NHK学園高等学校(協力校 昌賢学園)
  • 鹿島学園高等学校(館林・伊勢崎・ぐんま・高崎・北高崎・前橋)
  • トライ式高等学院(高崎キャンパス)
  • ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校(高崎学習センター)
  • 飛鳥未来きずな高等学校(高崎・大宮キャンパス)
  • ルネサンス高校(茨城県大子町本校)
  • N高等学校(沖縄県うるま市伊計本校)
  • S高等学校(茨城県つくば市本校)
  • 成美学園高等学校(伊勢崎校、前橋校、館林校)
  • アットマーク国際高校渋川学習センター
  • Prima国際高等学院(前橋校)
  •   日本航空高等学校(宮入学院前橋、WAM高等学院)
  • さくら国際高等学校(前橋・東京学習センター他)
  • 地球環境高等学校(長野県佐久本校)
  • 代々木高等学校

調査結果

調査結果一覧
年度 新入学 転入学 編入学 合計
人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数

令和6年度

(5月末時点)

778人 77.3% 183人 18.2% 46人 4.6% 1,007人
令和5年度 626人 50.4% 557人 44.8% 60人 4.8% 1,243人
令和4年度 522人 51.4% 453人 44.6% 40人 3.9% 1,015人
令和3年度 424人 48.6% 391人 44.8% 58人 6.6% 873人

*新入学 中学卒業後、他の高校に属することなく、4月(または10月)から入学すること。
 転入学 今いる高校から、次の高校に転入すること。(いわゆる転校)
 編入学 一度高校を中退してから、再度高校に入学すること

入学者数推移(グラフ)

入学者数推移のグラフ

新入学のグラフ

転入学推移のグラフ

(注)随時、転学を受け入れている高校が多いので、令和6年度は今後増加が見込まれる。

編入学推移のグラフ

広域通信制高校の特徴

  • 入学できる都道府県が3カ所以上。
  • レポート(添削指導)だけでなく、スクーリング(面接指導)が必要なので、外部の協力校や学習センターと連携して学習の環境を整えているところがある。
  • 普段はサポート校に通い、スクーリングの時だけ本校に通うタイプもある。
  • 生徒のペースに合わせた通学も可能【全日制(週5日)、週2~3日、週1日コースなど】
  • 学校の所在地以外にもスクーリングを行える施設を持ったり、まとめて通学できるように宿泊施設を用意したり、ネットを活用して授業を行ったりしている。
  • 専用タブレット、DVD、インターネットによる受講が可能な学校もある。

結果の分析

1 入学者合計

令和5年度の入学者合計は1,243人。前年度に続き千人超えで、前年比22%増になった。

令和6年度の入学者合計は、5月末時点で1,007人と、既に千人を超えている。

広域通信制高校に進学を希望する生徒は、年々に増加している。

2 新入学

令和6年度の新入学者数は778人と、毎年増加している。

新入学者数は令和5年度全中学3年生(16,303人*注)に占める割合で約4.8%であった。

(*注)学校基本統計(学校基本調査)令和5年12月20日公表

3 転入学

令和5年度の転入学者数は557人(令和4年度453人)で年々増加している。

令和5年度入学者合計の4割超を占めており、高校入学後の主な進路変更先となっている。

年度途中で転入学を受け入れているので、今年度も増加が見込まれる。

4 編入学

高校中退後、学び直しを希望する者の主な進学先となっている。