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第24回群馬県青少年健全育成審議会の結果概要(H29.8.25開催)

更新日:2017年10月5日 印刷ページ表示

開催日時

平成29年8月25日(金曜日)14時00分から16時00分まで

開催場所

県庁29階 第1特別会議室

出席委員

大森会長以下14名

事務局

子育て・青少年課長以下6名

傍聴者

なし。

議題

(1) 群馬県子ども・若者計画の推進について

 「群馬県子ども・若者計画」の外部評価を行うため、平成29年7月14日(月曜日)に開催された第1部会において審議した「群馬県子ども・若者計画」の外部評価の審議結果について、事務局から説明を受けました。

(2) 第2期群馬県子ども・若者計画の策定について

 「第2期群馬県子ども・若者計画」の策定を行うため、同計画の内容などについて事務局から説明を受けました。

主な委員意見(要旨)

 現在、地域活動への参加に関心を持っている子どもが増加していると伺っております。

 確かに子どもが伝統文化に関わるケースが増加していますが、中学校、高校と進学するにしたがって、どうしても地域活動から離れてしまっていることも現状です。

 ですから、子ども達が地域活動を続けることに対して意欲が沸いたり、関心が持てるような施策等を私たち大人が増やしていければいいと思います。

主な委員意見(要旨)

 第2期群馬県子ども・若者計画施策体系の中には6つの基本施策がありますが、その中の、『社会的自立に向けた基盤づくり』の、『社会的自立』という部分が、現代の子どもには大変重要なことで、かつ、欠けている部分だと思います。

 また、自立できない子どもが増加している理由の一つに、家庭での教育方法に問題があると思います。

 もっと親が子どもたちを自立させることに意識を持った方が良いと思いますし、中には、親が子どもの自立を妨げているケースもあると思います。

 ですから、社会的自立と家庭教育を結びつけて、考えていける機会が増えていけばいいと思います。

主な委員意見(要旨)

 現在、家庭教育力は決して下がっておらず、意識の高い親が増加してきていますが、その反面、方向性には問題があると思います。

 データ上では、『躾』をしている親が増加したり、親と子どもとの対話の時間が増加していますが、もしかしたら、家庭教育の様々な問題を抱え込んでしまっている親もいるのかもしれません。

 家庭教育の在り方の部分を一緒に考えていければいいと思います。

主な委員意見(要旨)

 第2期群馬県・子ども若者計画の3つの重点目標についてですが、教育行政の言葉遣いには、分かりづらい部分があります。

 簡潔に言うと『子ども・若者の健全な成長と社会的自立の促進』は『本人自身のこと』、『子ども・若者が抱える困難な状況に応じた支援とその家族への支援』は『弱者対策的な意味合い』、『子ども・若者を取り巻く社会環境の健全化と担い手の育成』は『周辺の体制』という整理の仕方で理解して良いのでしょうか。

 また、言葉が多くてなかなか理解しにくいところがありますが、私としてはシンプルに分かり易く的確な表現にしてもいいと思います。

主な委員意見(要旨)

 過日、第7回青少年基本調査を拝見させていただきました。

 この調査結果にあるとおり、自己肯定感の高い方は、小学生の頃から社会教育活動、地域活動を行っている人が多いと思われます。

 また、自己肯定感の高い方は、自分に自信、誇りを持っており、また、自分に自信がある方は、他の者の気持ちを理解できる方であると思います。

主な委員意見(要旨)

 私は様々な社会現象の中で、『いじめ』のことをもっと大きく取り上げてもいいと思います。

『いじめ』によって自殺する子どもたちもいるわけですし、生徒同士が身体的欠点を蔑んだり、また、教師の生徒に対する暴言、陰湿ないじめなど、様々な問題があると思いますので、もう少し、みんなが『いじめ』に感心を持ち、注目して、考えることが大切であると思います。

 やはり人間は皆平等であるので、いじめ防止についての教育を子どもたちに徹底することが私は重要であると思っています。

主な委員意見(要旨)

 すべての子ども・若者が様々な機会を得て、社会に参画し、自立していくという視点で考えた時に、障害のある若者の職業的な機会というものが、社会の環境を整備するということを考えると、まだまだ、企業側の体制や考え方、理解というのは未熟なところがあると思います。

 また、障害がある方の職業的な機会を社会が考えるという事柄を第2期群馬県子ども・若者計画のどこかに加えられればいいと思います。

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