ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 教育委員会 > 生涯学習課 > 令和元年度群馬県社会教育委員会議臨時会 開催結果について

本文

令和元年度群馬県社会教育委員会議臨時会 開催結果について

更新日:2020年3月23日 印刷ページ表示

1 日時

令和2年2月5日(水曜日)14時00分~15時30分

2 場所

県庁舎 第2特別会議室(29階)

3 出席者

社会教育委員10名
県教育委員会 9名
傍聴人 なし
報道関係 なし

4 開会

5 あいさつ

群馬県教育委員会教育長 笠原 寛(飯塚教育次長代読)
群馬県社会教育委員会議議長 太田 和雄

6 議事

(1)答申について

[事務局による説明]
答申案について、前回(令和元年12月11日小委員会)からの変更点を報告。

【A委員】委員の皆様に意見を伺いたい。

【B委員】目次と3ページの表題にあるが、「1 地域学校協働活動についてのとらえと群馬県における必要性」の「とらえ」は名詞になっているが、「とらえ方」という言い方が一般的ではないか。また、「はじめに」の中に出てくる「コミュニティー」の「ー」はいらないと思う。ほかの表記は「コミュニティ」なので統一した方がよい。5ページの「公民館における活動」の「おける」の意味がわからない。公民館が主になってやっているのか、公民館を場所としてやっているのか。地区運動会は公民館ではなく、自治会とか地域の組織が行っている。25ページ(2)の「私たちが望む公民館は、敷居が低く、誰もが集うことができるところである。」と書かれているが、「ところ」というのは、いろいろな意味があると思うので、場所や施設といった言葉に置き換えた方がわかりやすいと思う。

【C委員】12ページ「(2)提言2 地域と学校の目標・ビジョンの共有、個別の活動から総合化へ」とあるが、ビジョンの共有の前にビジョンを明確にする、ビジョンをもつ、ということが大事になると思う。片品村も川場村も非常に地域の特性を生かして、うまくいっていてそれぞれがビジョンをもってやっている。今回は「県の」ビジョンということで、はっきり書いた方がいい。それに伴って地域でやっていくというようにした方がよい。共有の前に確立させる。「ふるさとを大切にする子どもたち、将来地域を支える子どもたちを育てるというビジョン」とはっきり書いていいと思う。県のビジョンを書いた方がよい。

【D委員】漫然としてきた自分の活動なども、文章となったことで、自分の頭も整理できて改めて勉強になった。一つ気になったのは、38.39ページの「平成30年度地域学校協働活動実施状況調査」に高崎市が出てこないということ。公民館運営審議会は高崎市にはある。このページに載っていない理由を伺いたい。

【E委員】公民館と学校が、情報共有する会議体というのを、現在設置してある審議会等とは別に、特別に行っているかという質問だと受け止めれば、「無い」という回答になる。

【F委員】公民館はこの答申で重要な役割を占めている中で、B委員の指摘にあった、公民館を表現するこだわりというのは重要と感じる。また、素晴らしい答申案ができたが、あとはどのように実行されていくのかというところが重要かと思われる。うまく実行され、社会教育が進んでいったらいいなと思う。

【G委員】答申については、よくまとまっていると思う。我々の意見がずいぶん反映されていると感じるので、いい答申になったと思う。ただこの答申を受けて今後の問題として、これからこの答申に基づいて事業の展開が始まってくると思うが、答申を出して何もしないのでは意味が無いので、例えば県が短期・中期・長期のビジョンを作って、それに則って施策を推進していただきたい。

【H委員】学校現場では働き方改革で、超過勤務を45時間以内に収めるようにという方向で動き始めている。そのような中で、学校の願いは、12ページにあるような、ふるさとを大事にする、将来地域を支えていく生徒たちを育てたいと思い、活動している。働き方改革で時間が狭まってくる中、公民館を中心にいろいろなところの力を借りながら、活動を充実させていくというのは、非常にありがたいなと感じている。皆さんがおっしゃっているように、この案が、実行に移っていくことを切に願っている。先ほどB委員からお話のあった5ページの公民館における活動について、管内では、公民館が中心となって、公民館活動の一つとして文化祭やのびゆくこどものつどい、地域運動会を実施していて、その中に生徒はボランティアとして参加していたりする。地域の方々に教えていただきながら子どもたちが生き生きとしているところを見られて、とても素晴らしいと感じている。来年度からもこういった活動が継続していけるようお願いしたい。

【I委員】まず、12ページの「県内において4町村が公民館をもたない」という表現があるが、集会所のようなところも住民は公民館と言ったりしているが、ここでいう公民館とは公民館機能をもったものを言っているのか。

【E委員】14ページの、「なお、社会教育主事有資格者教員においては、担当として積極的にかかわり、学校における地域との連携・協働の推進にその資格を発揮してほしい。」とあるが、資格を取った人は、それなりに社会教育にかかわる見識の優れている人だと思うので、そこで身につけた資質を発揮してほしい、という内容にした方がよい。また、先ほど指摘のあった12ページの、「県内において4町村が公民館をもたない」という表現で、提言1の内容を4町村はできないという流れになってしまうといやだなと思う。「公民館と同等の施設があったり」といってもイメージが涌いてこないと思う。先ほどI委員から指摘のあった、地域コミュニティの自治公民館など、人が配置されているかどうかが一番の違いだと思うが、公民館という名称でなくても、人がきちんと配置されていて、活動があれば十分公民館と同様の機能を期待できるので、4町村を指摘するような表現はやめた方がいいと思う。あくまでもこれは、県行政が、相談体制を整えて市町村行政を応援しますという趣旨を伝えていけるような表現がいいと感じる。

【J委員】答申がこのように作られ、これから、具体的にどんな方針で進められていくかということに関心がある。きれいな枠組みを作っていただくことに関しては、どの事業も素晴らしいと思うが、どのように魂が吹き込まれていくのか。例えば、未来を担う子どもたちとはどんな子どもたちなのか、地域課題の解決とあるが課題とは何なのか。社会教育主事の方も含めて、きちんとしたビジョンをもって、現場でどのようなことが起こっているのかを検証しながら、実際の活動に転換できたら素晴らしいと思う。

【A委員】答申ができて、実際にどのような計画で、実行して、どのようにチェックをしてといったように、PDCAのところに興味がいく。答申については、皆さんに御尽力いただいて、立派なものができたと感じている。このあとの過程が気になるところである。委員の皆さん、いろいろと御意見をいただきありがとうございました。

(2)地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による社会教育関係法律等の改正について(社会教育施設の首長部局へ移管を可能とする関係法律の改正について)

[事務局による説明]概要について説明。

(3)社会教育関係団体への補助金について

[事務局による説明]支援団体への補助の概要について説明。

7 閉会