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群馬県コンベンション施設整備基本計画

掲載日:2013年4月10日 印刷ページ表示

1 はじめに

 平成16年12月で廃止された高崎競馬場の跡地は、群馬県の玄関口ともいえる高崎駅東口から約1kmに位置し、約10.8ヘクタールという、市街地に奇跡的に残された大規模空間であり、その有効な活用策が課題となっている中、平成25年5月に高崎競馬場利活用基本方針を公表した。本県は、首都圏と東北や信越、北陸、中京圏を結ぶ高速道路や新幹線など交通の結節点として、さらに拠点性が高まってきている。
 「群馬県コンベンション施設整備基本計画」は、基本方針で公表した複合一体型コンベンション施設を整備するにあたり、高崎市におけるコンベンション需要の調査や他都府県におけるコンベンション施設について現況調査を実施し、最も有効に機能するために、競馬場跡地に整備すべき施設の基本コンセプトや施設戦略、面積や諸室の構成についてとりまとめたものである。

2 施設の基本コンセプト

1)これから50年の群馬県をはばたかせる都市装置

 コンベンションの開催は、地域社会に大きな経済効果や交流人口の増加をもたらす。本施設は、今までほとんど県外で実施されていたコンベンションを、本県で開催可能とする施設であり、中長期的に県経済を牽引する都市装置となる。

2)首都圏と北関東と信越、そのハブとなる大規模なコンベンション施設

 平成23年3月に東北関東自動車道が開通し、高崎市は交通の結節点としての拠点性が向上している。さらに、高崎競馬場跡地は、交通の要衝であるJR高崎駅から徒歩10分という市街地に位置する。これらの恵まれた条件と、首都圏と茨城県や栃木県、新潟県や長野県の中心に位置する地理を最大限に活かし、多目的に使用できる大規模な展示施設や会議施設を整備し、ヒト・モノ・情報が集まるハブ施設を目指す。

3)JR高崎駅周辺の都市機能との効果的な連携

 本施設の近接地には高崎市が計画する都市集客施設や体育館の建設も予定されており、相互に連携することにより、多彩なイベントに対応できる可能性がある。また、JR高崎駅周辺には、商業施設やホテル、オフィスなどが集積しており、本施設の整備にあたっては、これら周辺の都市機能と連携を図ることにより、相乗効果による集客の一層の向上を図ることを目指す。

4)災害時における防災拠点としての機能

 平成23年に起きた東日本大震災は、災害時の対応や防災に対する考え方を改める契機となった。本施設は、非常用自家発電装置、自然エネルギーを活用した設備、緑地や通信設備など災害時に活用が可能な設備についても同時に整備し、災害時における防災拠点としての機能を備えた施設を目指す。

3 施設戦略(基本的な考え方)

1)多目的利用が可能な展示施設(中核施設としての展示施設)

  • コンサート、即売会など多目的に利用できる、音響等への配慮を施した展示施設(「多目的展示施設」)を整備

2)展示会に特化した展示施設(付帯施設としての展示施設)

  • 展示会等の利用を主目的とし、最低限の天井高などを確保しつつも、極力コストを抑え、価格競争力を持たせた展示施設(「展示会用展示施設」)を整備

3)大規模会議・国際会議に対応可能な会議施設

  • 1,000人~2,000人規模の学術会議や国際会議を想定し、メインホールや分割利用により多様な利用が可能となる会議室等を有する会議施設を整備

4 施設規模

展示施設:BtoB,BtoCのいずれにも対応可能
施設 面積(平米) 備考
多目的展示施設 10,000平米 可動席を備え、コンサート、即売会など多目的に利用可能な施設
低コスト展示施設 6,000平米 建設コストを抑え、低価格で県内企業にも気軽に利用可能な施設
16,000平米  
会議施設:1,000人~2,000人規模の学会や国際会議を想定
施設 面積(平米) 収容人数 室数 合計(平米)
メインホール 1,300平米 1,000人 1室 1,300平米
大会議室 600平米 500人 1室 600平米
中会議室 300平米 200人 4室 1,200平米
小会議室 65平米 40人 4室 300平米
  2,460人 10室 3,400平米

5 概算事業費

約280億円(施設整備費、駐車場整備費(一部立体駐車場を含む)や外構整備費(用地費及び防災関連事業費を除く))

6 事業効果

来場者数約:107万人
経済効果:202億円(年間の利用による効果)

7 事業スケジュール

平成25~26年度 基本設計・実施設計
平成27年度中 工事着工
平成29年度中 施設オープン