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【8月】採種部現地講習会を開催
更新日:2023年8月21日
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優良種子生産に向けた取り組み
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
桐生地区農業指導センター管内では、水稲の優良種子生産を推進しています。JAにったみどりでは水稲採種部現地講習会を開催し、優良種子生産に向けた栽培管理の指導を行いました。
1 ねらいと背景
桐生市新里町では、約14ヘクタールの採種ほ場で「コシヒカリ」および「ひとめぼれ」の種子生産を行っています。今年度は田植え後の5月下旬以降の平均気温が平年を大幅に上回っているため、高温障害による品質・収量の低下が懸念されます。
そこで、講習会では主に高温対策と今後の栽培管理について説明を行いました。
2 取り組み内容
JAにったみどりは7月7日に採種部現地講習会を開催し、部会員15名が参加しました。当センターからは、適正な追肥や水管理による高温対策、病害虫の早期発見・防除について説明しました。また、今後の気象条件によっては生育が前進し、病害虫防除や収穫の適期が早まる可能性があるため、適期作業の実施を呼びかけました。
加えて、今年度から桐生市地域おこし協力隊員による農業用ドローンを用いた病害防除を実施することに先立ち、ほ場での飛行実演を行いました。部会員は熱心に見学しており、防除作業の省力化技術への関心の高さが窺えました。
3 今後の方向
関係機関との連携や巡回指導により病害虫防除の徹底を図るとともに、各部会員の代表ほ場に設置した看板を活用して収穫適期の情報共有を行い、種子の品質向上に繋げていきます。
講習会の様子
農業用ドローン飛行実演の様子