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令和5年度病害虫発生予察情報 第7号(10月予報) 概要版

更新日:2023年10月10日 印刷ページ表示

10月5日発表 気象の1か月予報(気象庁発表)

  • 天気は数日の周期で変わるでしょう。
  • 平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
  • 降水量、日照時間ともに、平年並の確率40%です。

10月の病害虫予報 注目ポイント

野菜類・花き類 ハスモンヨトウ…発生量:やや多

県内のフェロモントラップ調査では、9月の総誘殺数が平年より多くなっています。施設栽培では現在成虫が多い時期であるため、施設の開口部に防虫ネットを張り、成虫の侵入を防ぎましょう。

施設果菜類 コナジラミ類…発生量:やや多

現在までの発生量は、抑制キュウリで平年並~やや多くなっています。トマト黄化葉巻病やウリ類退緑黄化病のウイルスを伝搬します。県内の一部でキュウリ退緑黄化病が発生しているので注意しましょう。

ネギ シロイチモジヨトウ…発生量:やや多

現在までの発生量は、平年よりやや多くなっています。県内のフェロモントラップ調査では、9月の総誘殺数が平年より多くなっています。中老齢幼虫が葉の内部に食入した後は農薬の効果が低下するので、若齢期の防除適期を逃さないよう注意しましょう。

その他の病害虫

その他の病害虫の一覧

作物名

病害虫名

発生量

特記事項

果樹全般

チャバネアオカメムシ

やや少

現在までのフェロモントラップへの誘殺数は平年よりやや少ないが、9月の誘殺数は7~8月より上回った。

リンゴ

斑点落葉病

現在までの発生量は平年並。

野菜類

花き類

アブラムシ類

各種トラップ調査による有翅アブラムシ飛来数は平年並~やや少ない。

オオタバコガ

幼虫は茎葉・蕾・花・幼果に食入する。組織内に入り込まれてからでは防除が困難になるため注意する。

キュウリ

べと病

現在までの発生量は平年並。肥料切れや草勢の衰えにより発生が助長されるため、適正な肥培管理を行う。

うどんこ病

現在までの発生量は平年並。

褐斑病

現在までの発生量は平年並。

アザミウマ類

現在までの発生は平年並。ミナミキイロアザミウマはキュウリ黄化えそ病の原因となるため、発生に注意する。

ネギ

さび病

現在までの発生量は平年並。春および秋に比較的低温で降雨が多いと多発する恐れがある。

ネギアザミウマ

現在までの発生量は平年並。春および秋の乾燥条件で発生が多くなるので注意する。

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