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こんにゃく若手生産者組織合同夏期研修会の開催 ~省力化栽培による経営力向上を目指して~
7月20日に渋川地区の「渋川こんにゃくlab.」と西部地区の「Team West」で若手生産者組織合同夏期研修会を開催しました。安中市、富岡市、渋川市のコンニャク栽培ほ場を視察し、省力化栽培技術について活発に情報交換を行いました。
1 ねらいと背景
渋川こんにゃくlab.は令和2年度に新たに発足した若手生産者組織です。地域課題の解決に向けて試験ほ場の設置や研修会の開催など、積極的に活動する中で栽培技術や経営力の向上を図っています。今年度は西部地区の若手生産者組織であるTeam Westと合同で夏期研修会を開催し、省力化栽培技術である越冬栽培や農薬使用量削減に向けた取り組みについて情報交換を行いました。
2 取り組み成果
7月20日に安中市、富岡市、渋川市の現地ほ場を会場として夏期研修会を開催し、若手生産者や農薬メーカー、関係機関職員の計25名が参加しました。研修会では、西部地域で普及している越冬栽培やTeam Westが共同で管理を行っている肥料試験ほ場、農薬散布回数の削減を目標とした渋川こんにゃくlab.の試験ほ場を視察し、生育状況や栽培管理について情報交換を行いました。研修会の中では、各地区のほ場条件の違いや経営に対する考え方を話し合うことで、今後の経営方針を考える良い機会となりました。研修会終了後、情報交換会が開催され、今後の活動の方向性について活発に意見が出されました。
3 今後の方向
渋川こんにゃくlab.の活動の方向性が明確化しつつあります。今後も多くの生産者との交流の機会を創出しながら、組織活動の活性化を支援していきます。
越冬栽培ほ場視察の様子
地域の概要を説明する会員