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ラジコン草刈機実演会の実施

更新日:2022年8月15日 印刷ページ表示

 7月26日に法人、水稲生産者を対象に「ラジコン草刈機実演会」を開催しました。(株)群馬クボタ、(株)アテックスの2機種について傾斜のある畦畔での作業性などを確認しました。

1 ねらいと背景

 水稲栽培では畦畔雑草管理が大きな作業負担となっています。稲作農家の高齢化や担い手不足による労働力不足や負担作業面積の増加が深刻な問題になっています。なかでも、中山間地域における急傾斜法面の草刈り作業は、労働負担が大きく、また、作業姿勢が不安定で転倒・転落事故も多く発生していることから、省力化・軽労化に加え安全性の向上が強く求められています。
 そこで、傾斜のある畦畔でも安全に操作でき、草刈り作業の省力化が見込める「ラジコン草刈機」を実際に体験してもらうため実演会を開催しました。

2 取り組み成果

 管内の集落営農法人や稲作農家をはじめ、JAや市町村、関係機関など計30名が参加しました。メーカー担当者が操作方法の説明と実演を行った後、参加者が実際にラジコンを操作して畦畔の草刈を体験しました。参加者からは、「実際に使用してみることで、安全性や省力性、操作性等を知るきっかけとなった」「経費を考えると、個人所有より法人や集落営農での所有が現実的かもしれない」との話がありました。

3 今後の方向

 スマート農機は導入コストが高く、普及上の課題となっています。そういった中でも、実用性が高いと判断される機器は積極的に紹介し、現場での活用に繋げていきます。

(画像)実演2機種の紹介
実演2機種の紹介

(画像)メーカー担当者による実演
メーカー担当者による実演