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「経営継承研修会」を開催しました
10月7日に農業青年クラブ員や農業経営士、アドバイザー等を対象に、「経営継承研修会」を開催しました。経営継承をテーマに講義およびパネルディスカッションを行い、活発な意見交換が行われました。
1 ねらいと背景
経営継承は、農業青年クラブ員や農業経営士から相談があるなど、ここ数年関心の高い課題となっています。そこで、水稲種子農家として農業経営を行う傍ら事業承継士として全国各地で講演を行う伊東悠太郎氏を講師に、研修会およびパネルディスカッションを開催しました。
2 取り組み成果
10月7日に農業青年クラブや農業経営士、アドバイザー、関係機関など計19名が参加し、講義およびパネルディスカッション形式の研修会を開催しました
講義では、継承する時期が次世代の経営に影響を与えることや、主導権を子世代が握ることの大切さ、また支援者に期待される役割などの説明がありました。
パネルディスカッションでは、継承済みの名誉農村生活アドバイザー、第三者継承を含め検討中の農業経営士、現在継承に向けて悩みを抱えている農業青年クラブ員にパネラーを務めてもらいました。継承済パネラーにはどのように継承していったのか、参加者からも質問が活発に飛び交いました。第三者継承検討中のパネラーには、具体的に子供達と相談したのか等今後について意見交換が行われました。継承に悩んでいるパネラーには支援者を含めた支援が必要であると講師から助言がありました。パネラーのみならず参加者から様々な質問が上がり、有意義な研修会となりました。
3 今後の方向
経営継承は地域全体の課題であるため、今後も継続した支援が必要です。経営継承に悩みを抱えている生産者に引き続き支援を行っていきます。
講演の様子
りんご園視察