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渋川地区こんにゃく冬期研修会の開催 ~インボイス制度の理解向上を目指して~
渋川地区こんにゃく研究会及び渋川こんにゃくlab.の会員を対象に3年ぶりとなる冬期研修会を開催しました。研修会ではインボイス制度について学ぶとともに、コンニャク栽培について理解を深めました。
1 ねらいと背景
渋川地区は県内有数のコンニャク産地であり、渋川地区こんにゃく研究会等の組織活動が活発に行われています。コロナ禍により研究会恒例行事である立毛共進会は中止、冬期研修会は書面開催を余儀なくされましたが、今年度は3年ぶりに冬期研修会を集合で開催しました。
2 取り組み成果
2月10日にJA北群渋川北支店大会議室を会場として冬期研修会を開催し、研究会員や、渋川こんにゃくlab.会員、関係機関職員の計23名が参加しました。立毛共進会表彰に続き、上位入賞者が土づくりや病害虫防除などの栽培技術や今後の展望について実績を発表しました。研修会では令和5年10月から始まるインボイス制度について学ぶとともに、指導センターからは管内に設置した試験ほの調査結果やほ場越冬栽培技術に関する情報提供を行いました。技術支援課専門技術員からは「みやままさり」生子の特性について最新情報の提供がありました。研修会中も活発に質問が出て、参加者からは「内容が盛りだくさんで面白かった」などと意見もあり、3年ぶりの充実した研修会となりました。
3 今後の方向
今後もコンニャク生産者に役立つ情報を発信するとともに、研究会等の活動を通して、栽培技術の向上や地域に普及していない栽培技術等の普及を図ります。
立毛共進会入賞者による実績発表
研修会の様子