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【8月】「にじのきらめき」作付け拡大に対応した稲作講習会の開催

更新日:2023年8月2日 印刷ページ表示

 邑楽館林地域では、7月にJA本所・支所において稲作講習会を5回開催したところ、生産者30名が参加しました。作付けが拡大している「にじのきらめき」の栽培のポイントや、水稲生育中期から収穫期の管理について説明しました。

1 ねらいと背景

 邑楽館林地域は水田面積約5,000ヘクタールの県内有数の稲作地帯です。田植作業は4月中旬から7月上旬まで長く続き、県内で最も早い早場地帯から麦あとまで地域により作型が様々であることから、地域ごとに5会場で稲作講習会を開催しました。今年度からカントリーエレベーターで「ゆめまつり」の荷受けがなくなることから、新たに「にじのきらめき」を栽培する生産者が増加していることを念頭に、講習会では、生育中期から収穫期の管理について説明しました。

2 取り組み内容

 稲作講習会はJA邑楽館林本所と各支所の計5会場で開催しました。また、JA各支所でも講習会資料を配布しています。

 会場開催では全体で生産者30名が参加しました。講習会では、最新の生育情報に加え、高温による品質低下を軽減するための適切な水管理や追肥の方法、雑草・病害虫防除について説明しました。今年は猛暑が長く続く事が予想されるので、適期防除や、熱中症対策の実施を啓発しました。また、作付けが拡大している「にじのきらめき」の栽培のポイント、近隣地域で発生しているスクミリンゴガイの注意喚起、農作業安全、GAPの解説も行いました。参加者の関心も高く、穂肥の時期やいもち病の防除方法、除草剤の使用方法などの質問が挙がり、活発な意見交換ができました。

3 今後の方向

 「にじのきらめき」は導入されてまだ日が浅いため、関係機関と連携して、旗立てなどで適期収穫を指導し、品質・収量向上を目指し、情報の周知方法を工夫しながら栽培技術の支援に努めます。

スライドを使った講習会の様子画像

スライドを使った講習会の様子