高崎都市計画道路3・3・84号コンベンション施設北口線整備事業が全国街路事業コンクール会長賞を受賞しました

　高崎土木事務所で事業を行った、高崎都市計画道路3・3・84号コンベンション施設北口線整備事業が、第35回全国街路事業コンクールの会長賞を受賞しました。

事業概要

　本事業は、令和2年6月にオープンしたGメッセ群馬の建設に併せて、同施設へのアクセス道路を整備したものです。本事業の整備により、周辺住宅地への一般車両の通り抜け防止に効果を発揮したほか、「ぐんまの風景を魅せるインフラ整備事業」のモデル事業として、施設との一体感や地域の景観に配慮した公共空間の創出が図られています。

　事業延長：約0.3キロメートル
　事業費：約10億円
　事業期間：平成27年度から令和元年度

事業個所の写真

　このように、施設との一体感や地域の景観に配慮した公共空間を創出しています。
​

第35回全国街路事業コンクールの会長賞を受賞しました

　本事業は群馬の絹糸産業をイメージした舗装など、地域の特色を反映した道路デザインを行っているだけではなく、Gメッセ群馬等の周辺施設との一体的な景観デザインなどにも配慮されています。基本設計段階から地元ニーズの把握に努めることで、近隣住民の生活の質を保ちつつ、都市空間を構成する公共施設・インフラが丁寧な形でデザインされている点が高く評価されました。本事業においては、コンベンション施設や周辺地域との連携がみられるなど、公共施設と街路事業との連携を図るうえでの整備プロセスとしてモデルとなる事例です。

表彰式の様子：第35回全国街路事業コンクール | 全国街路事業促進協議会 ＜外部リンク＞