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渋川こんにゃくlab.現地検討会を初開催 ~農薬使用量削減に向けて現地試験ほ場を視察~
更新日:2023年10月13日
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10月3日に若手生産者組織「渋川こんにゃくlab.」の現地検討会を開催し、今年度設置している試験ほ場の計4箇所を視察しながら生育状況等を確認しました。
1 ねらいと背景
渋川こんにゃくlab.では、今年度から地域課題の解決に向けて試験ほ場を設置しています。農薬メーカーに協力を仰ぎ、農薬使用量の削減に向けた試験を実施する中で、次世代を担う若手生産者が中心となって持続可能な栽培体系の確立を目指しています。
2 取り組み成果
10月3日に若手生産者組織「渋川こんにゃくlab.」の現地検討会を初開催し、会員や関係機関職員の計20名が出席しました。今年度、会員4名が設置した試験ほ場を巡回し、生育期間中に撮影したドローンの空撮画像を見比べながら、病気の発生程度や生育状況を確認しました。検討会では、ドローンの空撮実演も実施し、病気の発生場所を正確に把握できるセンシング技術についても紹介しました。会員からは、「農薬の散布回数を減らすことができれば、作業の省力化につながり更なる規模拡大が可能になる」など前向きな意見が多く出されました。
3 今後の方向
引き続き、渋川こんにゃくlab.が実施する試験ほ場の設置や調査に協力しながら、地域課題の解決を目指します。
現地検討会の様子
ドローンを見つめる会員