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【10月】さとのそら多収穫共励会、麦作研究会を開催しました
麦の収量・品質の向上を目指し、集落営農法人を対象とした「さとのそら多収穫共励会」と米麦連絡協議会麦作研究会による実証ほ実績検討会を合同開催しました。
1 ねらいと背景
佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会では、管内に26組織ある集落営農法人の経営安定と法人運営の円滑化を支援する活動に取り組んでいます。また、優良麦生産のため、JA部会員による米麦連絡協議会麦作研究会では、実証ほによる肥料試験等を行っています。
法人連絡協議会では、令和2年度から麦の収量・品質向上を目指したさとのそら多収穫共励会を開催していますが、今年度は、生産者の交流と、情報交換を行う事を目的とし、米麦連絡協議会麦作研究会の実証ほ実績検討会との合同開催としました。
2 取り組み内容
10月2日に開催したさとのそら多収穫共励会、麦作研究会には、34名が参加しました。表彰式では、令和5年産麦の反収の高かった上位5法人を「多収穫賞」で表彰しました。
管内全体の反収向上のため、上位5法人の耕種概要を事前に聞き取り、高品質麦栽培のポイントを情報共有しました。
また、麦作研究会では「さとのそら」の一発肥料の栽培試験および「ゆめかおり」の出穂後追肥による高タンパク栽培試験結果について説明し、次作への資としました。
その他、指導センターからスマート農業技術についての講習を行い、全農ぐんまから麦の国内情勢について情報提供を行いました。
3 今後の方向
令和5年産麦の品質については、シュンライ以外の品種でAランクを獲得し、小麦では1等比率98%と高水準を達成しました。今後も集落営農法人および認定農業者が核となり、高品質麦の生産による産地振興、地域水田農業の高収益化に繋がるよう支援を行います。
多収穫賞表彰の様子
麦作研究会の様子