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就農支援講座で農業機械の取扱いについて学ぶ
更新日:2023年11月15日
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渋川農業担い手支援協議会では就農支援講座を開催しています。第3回目となる講座では、農業機械の取扱いについて農林大学校で学びました。
1 ねらいと背景
渋川農業担い手支援協議会では、就農希望者に農業の基本的な知識を習得してもらうことを目的とした就農支援講座を開催しています。
2 取り組み成果
11月7日に第3回目の講座として農林大学校を会場にトラクター・管理機・刈り払い機の取扱いについて講習を行いました。今回の受講者は8人で、新規参入者や定年帰農者等の農業機械の取扱いに慣れていない方が大半でした。まず農作業安全について、農作業死亡事故の発生状況や発生要因について理解を深めました。その後実際に農業機械の正しい取扱い方法やトラクターのメンテナンスについて学びました。雨の影響でほ場での作業は出来ませんでしたが、農業機械の誤った操作による危険性を知ることが出来ました。トラクターの横転寸前となる傾斜14度の体験を行い、「このくらいの角度が危ないということがわかった」「シートベルト装着の大切さがわかった」と受講者からの意見があがり、農作業安全について身をもって体験出来ました。
3 今後の方向
農業にあまり携わった経験がないまま就農する方も見受けられます。農作業安全についての啓発を行うとともに、農業の知識を身につけられるような研修会等を今後も計画していきます。
トラクターに乗る前の確認作業
トラクターの傾斜体験