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令和5年度病害虫発生予察情報 第11号(2月予報)

更新日:2024年2月7日 印刷ページ表示

令和5年度 病害虫発生予察情報第11号(2月予報)(PDF:177KB)

予報の概要

予報の概要一覧

作物名

病害虫名

対象地域名

発生時期

発生量

施設果菜類

コナジラミ類

施設栽培地帯全域

 

施設果菜類

灰色かび病

施設栽培地帯全域

 

トマト

疫病

施設栽培地帯全域

 

キュウリ

べと病

施設栽培地帯全域

 

キュウリ

うどんこ病

施設栽培地帯全域

 

イチゴ

うどんこ病

施設栽培地帯全域

 

イチゴ

アブラムシ類

施設栽培地帯全域

 

イチゴ

ハダニ類

施設栽培地帯全域

 

やや多

(発生時期の空欄は連続発生)

主な病害虫の発生予報

1)施設果菜類

灰色かび病

発生地域

発生時期

発生量

施設栽培地帯全域

 

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は平年並である。
  2. 今後1か月の気象予報(2月1日発表)によると、平均気温は平年に比べて高い確率60%、降水量は平年並、または平年に比べて多い確率ともに40%、日照時間は平年に比べて少ない確率40%である。

2 防除上注意すべき事項

  1. 今後の天候は平年に比べて降水量が多く、日照が少ない予報である。施設を密閉すると施設内が多湿となり発生が助長されるので、多かん水を避け、循環扇や暖房機等を用いた通風を行うなど、施設内の適切な湿度管理に努める。
  2. 発病葉、発病果や花弁は伝染源となるので、速やかに取り除き、施設外で適切に処分する。
  3. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。また、薬剤散布は葉裏まで薬液が十分かかるよう丁寧に行う。

2)イチゴ

ハダニ類

発生地域

発生時期

発生量

施設栽培地帯全域

 

やや多

1 予報の根拠

  1. 現在までの発生量は現在までの発生量は平年並であるが一部でやや多い。
  2. 今後1か月の気象予報(2月1日発表)によると、平均気温は平年に比べて高い確率60%、降水量は平年並、または平年に比べて多い確率ともに40%、日照時間は平年に比べて少ない確率40%である。

2 防除上注意すべき事項

  1. ほ場内で局所的に発生することがあるので、ほ場全体をよく観察する。
  2. 発生が多くなると防除が困難となるので、早期発見及び早期防除に努める。
  3. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。また、薬剤散布は葉裏まで薬液が十分かかるよう丁寧に行う。
  4. 感受性が低下している薬剤もあるため、効果のある薬剤をよく確認して薬剤散布を行う。
  5. 天敵を導入しているほ場では、天敵に影響の少ない薬剤を選択して散布する。

その他の病害虫の発生予報

その他の病害虫の発生予報一覧

作物名

病害虫名

発生時期

発生量

特記事項

施設果菜類

コナジラミ類

 

現在までの発生量は平年並。タバココナジラミは、トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)、ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)を伝搬するため、施設内に黄色粘着板を設置するなど、早期発見に努める。

トマト

疫病

 

現在までの発生量は平年並。多湿管理下で発生量が増加するため、適切な湿度管理を行う。また、被害茎葉、被害果実は伝染源となるため速やかに除去し、施設外に持ち出して適切に処分する。

キュウリ

ベと病

 

現在までの発生量は平年並。肥料切れや草勢の衰えにより発生が助長されるため、適切な肥培管理を行う。また、多湿管理下で発生量が増加するため、適切な湿度管理を行う。

キュウリ

うどんこ病

 

現在までの発生量は平年並。多発してからの薬剤散布は効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。

イチゴ

うどんこ病

 

現在までの発生量は平年並。多発してからの薬剤散布は効果が劣るので、発生を認めたら早めに防除する。

イチゴ

アブラムシ類

 

現在までの発生量は平年並。発生が多くなると防除が困難となるため、早期発見・早期防除に努める。

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