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令和6年度群馬県交通安全実施計画
更新日:2024年4月24日
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交通安全実施計画は、交通安全対策基本法により策定された5か年計画である「第11次群馬県交通安全計画」を着実に推進するため、令和6年度における県内の陸上交通の安全に関し、国の指定地方行政機関及び県が取り組む具体的な施策を示したものです。
基本方針
1 高齢者が加害者にも被害者にもならないための施策の推進
人身事故発生件数は減少傾向にありますが、全人身交通事故に占める高齢者が加害者となる事故の構成率は増加傾向にあり、交通事故死者の半数以上が高齢者であるなどの課題を受け、下記の事項について重点的に推進します。
- 高齢者が交通事故に遭いにくい通行空間の整備
- 自動車以外の移動手段を選択できる環境整備
- 交通事故に遭わないため、起こさないための安全教育の推進
- 高齢者を保護するための交通指導・取締りの強化
2 中高生を中心とした自転車事故防止施策の推進
令和5年中における人口10万人当たりの自転車の関係する交通人身事故が全国平均の2倍以上であるほか、高校生の通学時1万人当たりの自転車事故件数が全国ワースト1位であるなどの課題を受け、下記の事項について重点的に推進します。
- 誰もが安全で快適に利用できる道路環境の整備
- 交通事故に遭わないため、起こさないために段階的かつ体系的な安全教育の推進
- 交通安全のためのルールやマナーの普及啓発
- 事故を未然に防止するための指導・取締りの強化
計画の概要
第1章 道路交通の安全
- 自転車の事故減少に着目した対策
- 歩行者の事故減少に着目した対策
- 自動車の事故減少に着目した対策
第2章 鉄道交通の安全
- 重大な列車事故の未然防止
- 利用者等の関係する事故の防止
第3章 踏切道における交通の安全
- 鉄道事業者が主体となった施策
- 道路管理者と鉄道事業者が連携した施策