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【2月】干しイモ生産者同士で交流
更新日:2024年3月21日
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干しイモ先進地視察研修開催
東部農業事務所 桐生地区農業指導センター
管内中山間地域の干しイモ生産者や関係機関を対象に先進地視察研修を行いました。大規模な機械や施設を見学するとともに、互いの生産方法について意見交換を行い、良質な干しイモ生産に対する意欲向上が図られました。
1 ねらいと背景
桐生市及びみどり市の中山間地域では干しイモが昔から作られていますが、生産者の高齢化に伴い、その生産量が減少しつつあります。そこで、平成30年度から地域振興や耕作放棄地対策を目的として、生産希望者が栽培及び加工技術を学ぶ「干しイモ養成塾」や生産者同士の情報交換を目的とした「干しイモフォーラム」等を開催してきました。令和5年度は生産者の要望に従い大規模生産者の視察研修を実施しました。
2 取り組み内容
令和6年2月2日、桐生市及びみどり市の生産者等13名で太田市の干しイモ生産者を訪問しました。一度に120キログラムを処理できる蒸し器や干す日数を大幅に短縮できる乾燥機等を見学した後、生産者たちは互いのイモの貯蔵方法、カットする厚さの違い、水分量と柔らかさ等、消費者に好まれる品質について意見交換をしました。
「作り方の違いを知り、改めて食べ比べもしてみたい」との意見があり、さらなる品質向上への意欲につながったようでした。
3 今後の方向
干しイモ生産者の要望を聞きつつ、市や農業委員会等と連携して生産振興を図っていきます。
見学の様子
意見交換の様子