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群馬県高齢者保健福祉計画(第9期)
1 趣旨・性格
老人福祉法に基づく「老人福祉計画」、介護保険法に基づく「介護保険事業支援計画」及び共生社会の実現を推進するための認知症基本法に基づく「認知症施策推進計画」とを一体的に策定したもので、本県における高齢者の保健・福祉・介護に関する基本計画となるものです。
2 計画の位置付け
- 新・群馬県総合計画の個別計画であり、「福祉分野」の最上位計画である「群馬県福祉プラン」の下位計画に位置付けています。
- 群馬県保健医療計画や群馬県医療費適正化計画等、関連する県計画との調和を図っています。
3 計画期間
令和6年度から8年度(3か年間)
4 基本目標・基本政策
基本目標
高齢者の誰もが安心して生き生きと暮らせる地域共生社会づくり
基本目標の実現に向けた6つの基本政策
1 地域共生社会の実現(地域包括ケアシステムの深化・推進)
(地域における支え合いの推進、地域包括支援センター等の機能強化、家族への支援の充実、在宅医療と介護の連携、高齢者の権利擁護、地域包括ケアシステムへの県民理解、包括的支援体制の構築、元気高齢者の社会参加への支援)
2 自立支援、介護予防・重度化防止の推進
(介護予防・フレイル予防の推進、地域リハビリテーションの推進、自立支援に資する地域ケア個別会議の推進、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施、保険者機能強化推進交付金等を活用した施策の推進)
3 共生社会の実現に向けた認知症施策の推進
(認知症への理解を深めるための普及啓発、認知症バリアフリーの推進、認知症の人の社会参加の促進・若年性認知症の人への支援、認知症の人の意思決定支援・権利利益の保護、保健医療サービス及び福祉サービスの提供体制の整備、認知症に関する相談体制の整備、認知症の予防を含めた「備え」としての取組の推進)
4 多様な福祉・介護サービス基盤の整備
(中長期的な介護サービスの推計、介護保険サービスの整備計画、介護サービスの質の確保、高齢者の住まいの確保と住環境整備、養護老人ホーム・軽費老人ホームの整備、低所得高齢者対策の推進、介護給付費の適正化)
5 災害及び感染症対策に係る体制整備
(災害に係る体制整備、感染症対策に係る体制整備)
6 地域包括ケアシステムを支える人材の確保及び介護現場の生産性の向上の推進
(中長期的な介護人材の推計、介護人材の確保と資質の向上、業務の効率化及び生産性の向上の推進)