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東毛青少年自然の家の概要
東毛青少年自然の家施設紹介
(1)概要
群馬県立東毛青少年自然の家は、国際児童年記念事業として旧新田郡藪塚本町に建設された県施設で、昭和54年11月24日に開所し、敷地6.8ヘクタール(68,358平方メートル)、宿泊定員は200名です。
当所は、県東部の桐生市、みどり市、太田市にまたがる大間々扇状地の中に分離丘陵として島状につらなる八王子丘陵のほぼ中央、八王子山西側、北緯36度22分07秒、東経139度19分38秒、標高143.2メートルに位置しています。主峰茶臼山(293.9メートル)からの展望は特にすぐれ、赤城山をはじめとする上毛三山や浅間山、秩父連峰、富士山、渡良瀬川、さらには、天気が良ければ新宿副都心や東京スカイツリーなどが一望できます。
施設の周囲には、数億年前に海であったことや海底火山があったことを物語る、地層・貝化石・石灰・溶結凝灰石などが見られる他、阿左美沼をはじめ大小30余に及ぶ池沼に恵まれ、バン・カルガモ・カイツブリ・トビ・サギ等の野鳥が観察できます。また、近辺の沢には丘陵からきれいな水が流れ出ていて、サワガニ・トンボ類をはじめ、カタクリ・チゴユリ・コウヤボウキの植物群落も豊富に見られます。
加えて、日本で最初に旧石器時代の人類文化を明らかにした岩宿遺跡、新田一族ゆかりの金山城北の八王子城跡、石切り場跡、北山古墳、西山古墳、銅山街道、岡登用水、三日月村、スネークセンター、ぐんま昆虫の森、ぐんまこどもの国、岩宿博物館などの学習環境にも恵まれています。
(2)屋内の施設
館内平面図
宿泊室
1号室から12号室まであります。1部屋24畳、定員16人です。
また、リーダー室が2部屋あります。リーダー室1は定員3人、リーダー室2は定員5人です。なお、和室での飲食はできません。(全定員200人)
(宿泊棟和室)
(宿泊棟洗面所)
談話コーナー
宿泊棟A区画と宿泊棟B区画の間に談話コーナーがあります。利用者がミーティングに利用したり、本を読んだりすることができます。
(談話コーナー)
第1研修室(大研修室)第2研修室(中研修室)
研修室は第1から第3まであります。
第1研修室(大)は定員77人、第2研修室(中)は定員46人です。
第1研修室と第2研修室はパーティションで仕切ることができます。通常は大中研修室はつながっています。
第1研修室には、プロジェクターやスクリーン、DVDプレーヤー等が設置してあります。フリーWi-Fiも利用できます。
(第1研修室・第2研修室)
第3研修室(小研修室)
第3研修室(小)の定員は18人です。
パーティションを開くことにより、第1から第3研修室まで広く使用することもできます。
(第3研修会)
ロビー
玄関を入るとロビーがあります。テーブルやいすが設置してあります。
(ロビー)
(ロビー2階より)
プレイホール(体育館)
プレイホールの面積は約385平方メートルです。小学校の体育館より少し小さめです。卓球、バドミントンが行えますが、防球ネットがないため、バレーやバスケットボール等の球技は行えません。。
また、クライミングウォール(低いボルダリングのようなもの)があります。
キャンドルファイヤーも実施できます。
(プレイホール)
(プレイホール外観)
レストラン(チゴユリ)
レストランの収容人数は174人です。
雨天時には、ここで炊事を行うこともできます。
食事に関するお問い合わせは、食堂事業者へ直接ご連絡ください。
業者名 ライフインフーズ
連絡先 電話 0270-23-3838
(レストランチゴユリ)
食堂平面図 (PDF:90KB)
浴室
浴室は第1浴室、第2浴室があります。どちらも同じ大きさです。シャワーは6台設置してあります。
通常は手前の第1浴室を男性用、奥の第2浴室を女性用として利用します。
なお、40人未満の団体においては、浴室の使用は1つとなります。
一度に入浴できる人数はおよそ20人ほどです。
(浴室)
(浴槽)
(更衣室)
(3)屋外の施設
野外炊事場
野外での昼食づくりを行うことができます。
石がま焼きピザ、カレーライス、手打ちうどんの野外炊事が体験できます。
野外テーブルが25脚あります。
野外炊事は所員が指導します。
12月から3月は閉鎖期間となります。
(野外炊事場入り口より)
(野外テーブルの様子)
営火場
営火場は2か所あります。
第1営火場は100人程度でのキャンプファイヤーが実施できます。
第2営火場は約60人程度でのキャンプファイヤーが実施できます。
(第1営火場入り口より)
(第1営火場奥より 奥の建物は倉庫とトイレ)
(第2営火場)
集いの広場
集いの広場は2ヶ所あります。集いの広場1がプレイホール前、集いの広場2が玄関前です。
朝の集いや夕べのつどいを行います。また、国旗等の諸旗を掲揚、降納を行うこともできます。
音楽等も流せるので、ラジオ体操を行うこともできます。ポータブルアンプは貸出しできます。
(集いの広場1)
(集いの広場2)
新広場
主催事業においてレクリエーションなどで使用します。
広場の奥はキャンプサイトとなっており、テントは10張設営することができます。
ただし、一般利用でのテント泊はできません。
(新広場の様子)
くさり場
くさりを使って崖を登ることができます。使用する際にはいくつかルールがあります。
【ルール】
- 必ず1本のくさりに一人ずつ登ります。
- 一人が登り切ったら、次の人が登ります。
- 登り専用です。
- 降りるときは登山道を使って下ります。
- 上と下で大人の方が見守ってください。
くさり場をより安全に楽しんでいただけるように、ヘルメットを用意しました。フリークライミング等を対象としたスポーツヘルメットで、後頭部まで守れるようになっているものです(およそのサイズ55~61センチメートル)。御希望の方は事務室にお声がけください。数量は5個です。交代でお使いください。
(くさり場 下部より)
(くさり場 上部より)
(くさり場を登る様子)
(ヘルメット)
(4)アクセス
東毛青少年自然の家の所在地:〒379-2301 群馬県太田市藪塚町3657
- 東武桐生線「藪塚駅」から徒歩で約30分、車で5分
- JR両毛線「岩宿駅」から車で約15分
- 北関東自動車道「藪塚インターチェンジ」から車で約15分 「強戸スマートインターチェンジ」から車で約10分
当所までの直通公共機関はありません。