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【11月】秋冬邑(むら)美人(びじん)白菜勉強会の開催
令和5年11月2日発
東部農業事務所 館林地区農業指導センター
館林地区農業指導センターでは、令和5年10月26日にJA、全農ぐんま、種苗会社と連携し、西邑楽白菜部会生産者を対象に品質向上に向けた勉強会を開催しました。
1 ねらいと背景
西邑楽管内では、秋冬白菜栽培(11~2月)が盛んであり、特に年明け収穫作型を中心に「邑(むら)美人(びじん)白菜」ブランドとして売り出しています。近年、競合産地による大規模な白菜の作付けが行われており、供給過多による販売価格の下落が問題となっています。そこで、出荷ピークの分散を図り、販売価格の安定と出荷時期の延長による生産拡大を図るため、種苗会社とJA等の関係機関が連携し、3月に収穫できる品種の導入を図っています。
2 取り組み内容
令和5年10月26日、西邑楽野菜出荷センターにて、「邑美人白菜」の適期収穫のための栽培管理及び品質向上に向けた勉強会を行いました。当日はJA、全農ぐんま、種苗会社2社そして西邑楽白菜部会生産者の総勢32名が集まりました。
農業指導センターからは白菜の品質低下に繋がる病害虫の防除対策について、種苗会社からは年明け収穫を中心とした栽培管理について説明を行いました。特に、3月収穫の品種が年明け品種全体の2割を占めるようになったため、適期収穫について重点的に説明しました。
その結果、品質向上に向けて生産者の栽培技術高位平準化を図ることができました。
勉強会の様子
3 今後の方向
JAや全農ぐんま、各関係機関並びに種苗会社等の民間企業と連携して、「邑美人白菜」の品質向上と販路拡大に努めていきます。