本文
ため池の豪雨・地震対策工と地域の安全安心を確保
更新日:2025年3月12日
印刷ページ表示
防災重点農業用ため池等緊急整備事業 和見堤地区
本地区は、みなかみ町石倉に位置し、江戸時代以前に築造された農業用ため池です。
現在4.06ヘクタールの水田に用水を供給し、和見堤水理組合によって管理されており、管理者による簡易補修を適宜実施しています。
本ため池は、決壊した場合下流域(学校、住宅等)に被害を及ぼす可能性のある「防災重点農業用ため池」に指定されていますが、令和2年度の地震・豪雨耐性評価の結果、耐震性は確保されていますが、洪水吐は洪水時の能力が現行基準を満たしていないことが判明しました。
また、取水施設は老朽化により日常管理と洪水時の管理操作が困難になっています。これらのことから、早期に対策を進める必要性が高い施設です。
このため、ため池が決壊した場合、農地・農業施設だけでなく、住宅等に甚大な被害を及ぼすことが想定されますので、豪雨対策と取水施設の改修を行うことにより、災害を未然に防止する必要があります。
- 事業主体:群馬県 事業主体:群馬県
- 総事業費:10,000千円 総事業費:35,000千円
- 工期:令和5年度 工期:令和6年度~7年度
- 主要工種:測量設計一式 主要工種:洪水吐工、取水施設工一式
令和5年12月(現状のため池)