本文
浅間家畜育成牧場だより(令和6年7月号)
更新日:2024年10月11日
印刷ページ表示
受託牛の体高・体重測定が行われました。
体高・体重測定は群ごとに月に一度、受託牛の発育状況を記録します。そして、繫殖開始の目安となる体高・体重に達しているか、発育不良牛はいないかなどを調査し、次回の群編成の計画を立てます。
体高は、地面から、牛の「き甲」と呼ばれる背中で最も高くなった部分までの高さを測ります。
下の写真で、職員が牛に当てている銀色の器具が体尺計です。人間と同じく牛の姿勢が悪いと正確に測れないため、頭を上げさせたり脚を揃えさせたりして、背中が真っすぐになった状態で測定します。
体重は専用の体重計があり、牛を追い込んで測定します。前には人が立ち、体重計の上で静止させる役割を担います。
慣れていて自分から体重計に乗ってくれる牛もいれば、中には後ろから押して何とか乗ってくれる、という牛もいます。
これからも牛の発育状況を注視しながら管理を続けていきます。
発育状況
区分 | 測定頭数 | 平均月齢 | 平均体重 | 平均体高 |
---|---|---|---|---|
秋入牧牛 |
1頭 |
16.2ヵ月 |
295.0キログラム |
125.4センチメートル |
区分 | 測定頭数 | 平均月齢 | 平均体重 | 平均体高 |
---|---|---|---|---|
年間牛 | 56頭 | 9.6ヵ月 |
257.1キログラム |
117.7センチメートル |
県有牛 |
10頭 |
13.4ヵ月 |
333.1キログラム | 130.2センチメートル |
気象状況
月平均 | 平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 最高極地 | 最低極地 | 降水量 | 降雪量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
本年 | 20.3度 |
23.9度 |
16.7度 |
23.2度 |
5.3度 |
168.0ミリメートル |
0センチメートル |
平年 | 17.0度 |
20.6度 |
14.6度 | 22.8度 | 4.1度 | 134.8ミリメートル |
0センチメートル |
下旬に晴れの日が多かったため、平均気温は平年と比べ若干高くなりました。
しかし月全体では雨や曇りの日が多く、降水量も平年と比べ多くなりました。