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令和6年度中部地区社会教育委員研究集会

更新日:2025年1月27日 印刷ページ表示

 中部管内市町村における社会教育の振興に資するために、中部地区社会教育委員研究集会を実施しました。本年度は、研究主題を「若者(青少年)の地域との関わり」とし、事例発表や講演を行いました。全部で52名の社会教育委員及び社会教育行政担当者の参加がありました。

主催

 群馬県社会教育委員連絡協議会 中部地区社会教育委員連絡協議会

日時

 令和6年9月10日(火曜日) 午後1時30分~午後4時30分

場所

 前橋市中央公民館 501・502学習室(前橋プラザ元気21 5階)

内容

1 事例発表

 テーマ:「前橋市社会教育委員会議の取組」
 発表者:前橋市社会教育委員会議 議長 佐藤 博之 氏

 事例発表では、教育長の諮問に対して、前橋市が目指すべき社会教育のモデルである「前橋モデル」をさらに磨き上げるために議論している取組が発表されました。また、前橋市における「若者(青少年)の地域との関わり」として、「のびゆくこどものつどい」「前橋市高校生学習室」の活動を紹介していただきました。

2 講演

演題:こどものチカラを信じようーこどもが変われば、大人と地域社会が変わるー

講師:早稲田大学名誉教授 卯月 盛夫 氏

 講演では、ドイツのミュンヘン市と高知市の事例を通じて、子供の主体的な町作り活動についてお話しいただきました。子供と家族に優しい都市であるミュンヘン市の子供施策の様子や「こどもだけのミニ都市(ミニ・ミュンヘン)」等の子供の成長に応じたプログラムを紹介いただきました。また、子供が町作りの提案を作成し、子供が審査する事業「こうちこどもファンド」の活動も紹介いただきました。子供が主人公の町作りに携わってきた御自身の経験を踏まえたお話は、若者(青少年)の地域参加を願う参加者にとって、有益な気づきを得る機会となりました。

 参加者から、「地域活動が停滞する中、子供が主体となるまちづくりのお話は、これからの地域のあり方として大変参考になりました。」、「ミュンヘン、とさっ子タウンなど、子供が作る町の取組はかなり大がかりだが、我々の地域でも何か取り入れることができなかを考える良い機会となった。」、「子供を主体に考えることが、結局世の中が変わると背中を押された感じがしました。」といった感想が寄せられました。

事例発表

前橋市社会教育委員会議の発表の写真

講演

講演の様子の写真

感想交流

講演の様子2の写真

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