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令和6年度第1回中部地区人権教育指導者研修会
市町村の社会教育関係者を初め、人権教育に関わる多くの人を対象に、人権問題に関する理解と認識を深めるとともに、人権教育に必要な技能と資質の向上を図ることを目的に、研修会を開催しました。
主催
群馬県教育委員会
主管
中部教育事務所
日時
令和6年7月24日(水曜日) 13時30分~16時00分
場所
前橋合同庁舎6階 大会議室
参加者
40名
管内市町村人権教育(社会教育)担当者7名、公民館職員11名、人権教育推進員等15名、教職員7名
内容
1 説明
令和6年度群馬県の人権教育施策及び人権教育の推進について説明しました。群馬県教育ビジョンの最上位目標「自分とみんなのウェルビーイングが重なり合い、高め合う共生社会へ向けて」に触れ、県の人権教育の方向性を確認しました。
2 講演
演題「性の多様性について考えよう-互いの違いを受け入れあえる社会をめざして-」
講師:一般社団法人ハレルワ代表 間々田 久渚 氏
多様な性についての基礎知識やLGBTQの人が置かれている状況等について、説明いただきました。セクシュアリティは人の数だけあり、一人ひとり、性はみんな違うことを示し、参加者にみんなでできることについて考えさせる講演となりました。講師の経験を踏まえたお話により、参加者はLGBTQについて当事者意識を持ちながら考えることができました。また、講演の後に、数人のグループで感想を交流したことで、当事者の気持ちについて考え、新たな視点をもち、自己の固定観念に気づく参加者が見られました。
参加者からは「セクシャリティの違いについて理解が深まった。」、「性は男女と2つには分けられないもので、流動的だったり中間だったりと様々な気持ちである方がいることを忘れないでいたい。」、「性の多様性について正解はないが、まずは正しい知識を身につけ自分なりの考えをもつことが大切であることを再認識した。」といった感想が寄せられました。
講演の様子
感想交流の様子