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令和6年度病害虫発生予察情報 第10号(1月予報)
							更新日:2025年1月11日
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					予報の概要
令和6年度 病害虫発生予察情報第10号(1月予報)(PDF:157KB)
| 作物名 | 病害虫名 | 対象地域名 | 発生時期 | 発生量 | 
|---|---|---|---|---|
| 施設果菜類 | アブラムシ類 | 施設栽培地帯全域 | 並 | |
| コナジラミ類 | 施設栽培地帯全域 | 並 | ||
| うどんこ病 | 施設栽培地帯全域 | 並 | ||
| 灰色かび病 | 施設栽培地帯全域 | 並 | ||
| トマト | 疫病 | 施設栽培地帯全域 | 並 | |
| イチゴ | ハダニ類 | 施設栽培地帯全域 | やや多い | 
(発生時期の空欄は連続発生)
主な病害虫の発生予報
1)施設果菜類
| 発生地域 | 発生時期 | 発生量 | 
|---|---|---|
| 施設栽培地帯全域 | 並 | 
1 予報の根拠
- 現在までの発生量は平年並であるが、促成イチゴの一部でやや多い。
- 今後1か月の気象予報(1月9日発表)によると、平年と同様に晴れの日が多く、平均気温は高い確率50%、降水量は平年並の確率40%、日照時間は平年並の確率40%である。
2 防除上注意すべき事項
- 発生が多くなると防除が困難となるので、早期発見及び早期防除に努める。
- 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。また、薬剤散布は葉裏まで薬剤が十分かかるよう丁寧に行う。
- 施設栽培で天敵を導入しているほ場では、薬剤散布の際に天敵に影響の少ない薬剤を選択する。
2)イチゴ
| 発生地域 | 発生時期 | 発生量 | 
|---|---|---|
| 施設栽培地帯全域 | やや多い | 
1 予報の根拠
- 現在までの発生量は平年並からやや多い。
- 今後1か月の気象予報(1月9日発表)によると、平年と同様に晴れの日が多く、平均気温は高い確率50%、降水量は平年並の確率40%、日照時間は平年並の確率40%である。
2 防除上注意すべき事項
- 今後発生しやすい気象が予報されているため、ほ場を見回って発生状況を確認する。
- 発生が多くなると防除が困難となるので、早期発見及び早期防除に努める。
- 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統薬剤の連続散布を避ける。また、薬剤散布は葉裏まで薬剤が十分かかるよう丁寧に行う。
- 天敵を導入しているほ場では、薬剤散布の際に天敵に影響の少ない薬剤を選択する。
その他の病害虫の発生予報
| 作物名 | 病害虫名 | 発生時期 | 発生量 | 特記事項 | 
|---|---|---|---|---|
| 施設果菜類 | コナジラミ類 | 並 | 現在までの発生量は平年並。 | |
| うどんこ病 | 並 | 現在までの発生量は平年並。多発してからの薬剤散布では防除効果が劣るので、初期防除を徹底する。 | ||
| 灰色かび病 | 並 | 現在までの発生量は平年並。低温時の多かん水を避け換気を行う、循環扇や暖房機を用いた通風を行うなど、施設内の適切な湿度管理に努める。 | ||
| トマト | 疫病 | 並 | 現在までの発生量は平年並。被害茎葉、被害果実は伝染源となるため速やかに除去し、施設外に持ち出して適切に処分する。 | 








