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令和6年度病害虫発生予察情報 第12号(3月予報) 概要版

更新日:2025年3月8日 印刷ページ表示

令和6年度 病害虫発生予察情報第12号(3月予報)概要版 (PDF:487KB)

気象の1か月予報(令和7年3月6日 気象庁発表)

平年と同様に晴れの日が多いでしょう。平均気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並の見込みです。

3月の病害虫予報 注目ポイント

イチゴ アザミウマ類…発生量:やや多い

現在までの発生量は一部でやや多く、花への寄生が確認されているため注意が必要です。気温の上昇により発生が多くなるので、ほ場をよく観察して、早期防除に努めてください。

イチゴ ハダニ類…発生量:並

現在までの発生量は平年並です。施設内で局所的に発生することがありますので、ほ場全体をよく観察して、早期発見と早期防除に努めてください。

-<イチゴ>春先のアザミウマ類の発生に注意をしてください-

  • これからの時期は気温の上昇によりアザミウマ類の発生量が増え始め、3月以降は花への寄生が増加します。
  • 現在、イチゴのアザミウマ類の発生はほ場によってやや多くなっています。花への寄生が確認されているため、ほ場をよく観察して発生が少ないうちに防除しましょう。
  • 今後の気象予報は気温が高くなる見込みのため、発生の増加に注意してください。

促成イチゴのアザミウマ類の寄生花率の推移を表した図の画像

図 促成イチゴのアザミウマ類の寄生花率の推移(伊勢崎市2020年)

その他の病害虫

その他の病害虫の発生予測の一覧

作物名

病害虫名

発生量

特記事項

施設果菜類

アブラムシ類

現在までの発生量は平年並。発生が多くなると防除が困難となるため、早期発見・早期防除に努める。

コナジラミ類

現在までの発生量は平年並。春先の気温上昇とともに増加する恐れがあるため、特に前年の秋に多発生したほ場では注意する。

灰色かび病

現在までの発生量は平年並。低温時の多かん水を避け換気を行う、循環扇や暖房機を用いた通風を行うなど、適切な湿度管理に努める。

うどんこ病

現在までの発生量は平年並。適切な湿度管理に努め、初期防除を徹底する。

キュウリ

べと病

現在までの発生量は平年並。多湿条件下で発生が増加するため、適切な湿度管理を行う。

褐斑病

現在までの発生量は平年並。高温多湿条件下で発生が増加するため、適切な湿度管理を行う。

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